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小学生のための勉強法とは?習慣化させるために

公開日:2020/04/20 更新日:2023/03/16

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小学生の子どもがいるが、「どのように勉強させれば良いのかわからない」と、困っている保護者様も多いでしょう。小学生が楽しく勉強を続けていくためには、それぞれの子どもに合った方法やペースを見つけ、習慣化させる必要があります。この記事では、小学生向けの勉強法や、子どもに対してどのように勉強をさせるのが効果的かという点について解説していきます。

1.小学生の勉強時間はどれくらい?

小学生がいる家庭で、子どもに勉強させる場合、「勉強時間はどれくらいが適切か」という点が悩みどころです。子どもの勉強時間に対する疑問があるのであれば、小学生が平日にどれくらいの時間勉強をしているのかを把握しておき、参考にしてみましょう。ここでは、小学生の平均的な勉強時間や、一般的に「よく勉強している」といわれる小学生はどのくらいの時間を勉強にあてているのかについて紹介していきます。

1-1.平均は1.5時間程度

2015年に大手教育機関が行った調査によると、小学生の平均勉強時間は1時間35分程度であることがわかります。このデータから、2006年に調査を行ったときよりも、小学生の勉強時間は、平均で14分程度増えている結果となったことが見て取れます。

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1-2.よく勉強している小学生は3時間以上

小学生のなかには、周囲の人から「よく勉強している」といわれる子どももいます。2015年のベネッセの調査によると、よく勉強している小学生に関しては、平日では3時間30分以上勉強しているというデータ結果が出ています。これらのデータからわかるように、一般的によく勉強しているとされる小学生の場合、平均的な子どもと比較してみると大きな差があるといえるでしょう。

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2.小学生が勉強を習慣化させるためには

小学生の比較的早いうちから勉強に興味を持ち、習慣化させることを目標としている保護者は多いでしょう。ここからは、小学生の勉強を習慣化させるためにはどのようなことをすれば良いのかについて紹介します。

2-1.勉強をやる意義を理解してもらう

小学校低学年の間に勉強する習慣を身につけておくことは、とても大切なこととされています。それは、小学1~2年生の頃までに勉強することを習慣化できていなければ、その子どもは将来的に勉強嫌いになる可能性が高いといわれているからです。小学校に入学すると、友達が増えたり、子ども自身の興味が広がったりするなどして、「放課後は友達と遊びに出かけたい」や「友達もしているからゲームをしてみたい」などと、あまり勉強しようとしない子どももたくさんいます。それでも、1~2年生の勉強はそれほど難しくないため、テストでもある程度の点数がとれることから、保護者も子どもが勉強しないことをそれほど大きな問題と捉えていないケースも多く見られます。

しかし、学年が上がるにつれて勉強の難易度があがっていくと子ども自身がつまずいてしまい、勉強嫌いになることも少なくありません。このような状況に陥らないためには、低学年でやる気のある時期から勉強の習慣化ができるように、親として適切な配慮をする必要があるのです。そして、子ども自身が勉強をする目的や意義がわかるようになると勉強が楽しくなり、意欲的に取り組める可能性が高くなるでしょう。小学校1~2年生の勉強は、ほとんどが基礎です。基礎固めをしっかりとするためにも、帰宅後には家庭で復習をするなどして、毎日勉強が続けられるようにしましょう。

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2-2.自分に合った方法・ペースで勉強する

子どもが勉強をしていないと、親は「勉強しなさい」とついつい口うるさくいってしまうものです。しかし、勉強を習慣化させるためには、自分に合った方法やペースで取り組むことが大切です。自分に合わない勉強法を無理して続けていても、思うような結果につながらないことも少なくありません。そのため、早い段階でそれぞれの子どもに合った勉強法を見つけると良いでしょう。たとえば、漢字を覚えるときには、「音読しながら覚える」「ノートに書きながら覚える」など、さまざまな方法があります。どの方法が合っているかは、子どもによって変わってきます。自分に合った勉強法が早く見つかるとその分結果につながりやすいので、勉強に対するやる気もアップしていくのです。

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2-3.達成感を味わってもらう

子ども自身が勉強で達成感を味わうことができれば、モチベーションが維持できる可能性が高くなります。子どもが勉強に取り組むうえで、達成感が得られるかどうかは非常に重要な問題です。頑張って勉強をしたからできることが増えたり、結果につながったりするというプロセスを子ども自身が体験すれば、それがモチベーションにつながっていきます。ただし、このプロセスは表面化しにくいものです。そのため、保護者はテストの点数だけを評価するのではなく、普段の取り組みも意識的に評価してあげましょう。

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3.学年別おすすめの勉強法

勉強法は、学年によって臨機応変に変えていくことも必要です。ここからは、小学生に役立つ勉強法を、学年別に見ていきましょう。

3-1.低学年(1・2年生)

子どもは新しいことを覚えるのが好きです。そのため、小学校に入学する前にはひらがなを覚えさせるなどしておくと、少しずつ勉強に興味を持つようになります。ひらがなが書けると自分の名前も書くことができるようになるので、書けたら親はしっかりとほめてあげましょう。また、1年生の1学期は、ゆっくりとしたペースで授業が進んでいきます。しかし、2学期になると授業のスピードも徐々にあがってくるので、なかには授業についていけなくなり、勉強に対する苦手意識が芽生えてくる子どもも見られます。1年生のうちからつまずくことのないように、早めにひらがなやカタカナなどを覚えておき、授業のペースがあがってもついていけるようにしましょう。さらに、2年生になると九九の学習が始まります。九九は暗記をする必要があるので、早めに覚えさせておくことがポイントです。

また中学受験の準備を行うのであれば、低学年のうちから、「学習習慣を身につけ、次学年以降の学習内容を先取りできる余裕を作る」とよいでしょう。

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3-2.中学年(3・4年生)

中学年になると科目が分化し、理科や社会などの学習がスタートします。そのため、低学年の頃よりも勉強量や科目が増えます。勉強量が急に増えると混乱する子どもも出てくるので、低学年のうちに自宅での学習を習慣化しておくのが理想的です。加えて、中学受験を視野に入れている場合は、小4年生になる頃から本格的な受験勉強に取り組むようにしましょう。

中学受験は勉強する範囲も広く、特殊な問題が多く出題される傾向があります。中学受験の基礎〜志望校対策を網羅するのに、約3年間かかると言われているため、受験対策は4年生の4月までに始めたほうがよいとされています。

また、3~4年生になると進んで勉強したり、自分で調べ事をしたりすることができるようになります。子どもがいろいろなことに興味を持ったときのために、簡単な問題集や望遠鏡・地球儀など勉強に必要なアイテムなどを購入しておき、新しい物事を知る楽しさが理解できるような準備を整えておきましょう。

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3-3.高学年(5・6年生)

高学年になると勉強の難易度があがっていきます。それは、これくらいの年齢になると、ある程度の論理は理解できるようになるからです。そのため、「文章を読むのが苦手」や「学習の質をあげたい」などと感じているのであれば、普段から子どもに新聞を読ませるなどして、文章を読む練習をしておくと良いでしょう。また、6年生になると、算数で立体図形の問題がでてきます。このタイプの問題を苦手とする子どもは意外と多いのが実情です。立体図形の問題に対する苦手意識を持たせないためには、家庭にある空き箱やブロックなどを活用して、子どもがイメージしやすいような工夫をすることも求められます。特に、算数は高学年になると急激に難易度があがる科目なので、わからないところを放置することがないように、しっかりと勉強しておくようにしましょう。

さらに、高学年になると、そろそろ中学生の勉強が気になる保護者も多いでしょう。小学校で学んだ国語や算数、英語は、中学校の勉強の土台となるものです。小学校で学習する算数や国語が重要なのはいうまでもありません。しかし、時間に余裕がある場合は、理科・社会もしっかりと理解しておくことが重要です。特に、中学の理科と社会に関しては、5~6年生で学習した内容をより詳しく勉強していきます。したがって、小学校の理科や社会の勉強も意外と大切で、普段から重視すべきといえるでしょう。

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加えて、中学受験をする場合は、遅くとも5年生までに志望校を決めておく必要があります。そして、6年生にかけて志望校対策の勉強がしっかりとできるような計画を立てなければなりません。中学受験を控えている子どもの場合は、普段の学習量・学習時間がおのずと増えることになるので、親子でスケジュール管理を徹底し、計画的に勉強を進めていくことが大切です。

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4.小学生から塾には通ったほうがいい?

子どもの頃から勉強する習慣を身につけるために、塾に通ったほうがいいのでしょうか。ここでは、家庭学習と塾のそれぞれのメリットを紹介します。

4-1.家庭学習のメリット

家庭学習の場合、塾とは違って自発的に学ぶ力がより求められます。日本では「アクティブラーニング」が注目されており、主体的な学びがより重視される傾向にあります。そのため、子どもに家庭学習をさせると、自分から学びに行くというスタンスを自然に身につけることができる点はメリットといえるでしょう。塾を利用した場合、塾ごとに学習方法がある程度決まっているので、自分のペースで勉強を進めるのが難しいケースもあります。しかし、それぞれの家庭で自主的に学びを進めていくことができれば、より自分に合った勉強方法の確立ができるようになるのです。自分に合った勉強の進め方やスピードで取り組めば知識が定着しやすく、理解度アップも期待できます。

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4-2.塾に通うメリット

学年があがるにつれて、学校の授業がわからずに遅れてしまう子どもも出てきます。学校の授業についていけない場合でも、塾に通うと復習することで理解度が高まり、授業についていける可能性が高くなります。加えて、学校の授業で理解できていない部分は、塾でもう一度教えてもらうことも可能です。苦手な分野があるのであれば、塾に通ってできるようになるまで個別に質問してみましょう。特に、内気な子どもの場合、学校など大人数の前でわからないところを質問するのはとても勇気がいることです。少人数制の塾なら気軽に質問することができるので、成績アップも見込めます。

また、学校ではクラスごとに勉強や運動、遊びなどを行っていきます。そのため、一般的な小学校の場合、勉強によってお互いを高め合っていくという意識を持つことはなかなかできません。しかし、塾は勉強に特化した場所であるため、「勉強をする」という同じ目的を持った子どもが集まります。塾を利用すると、お互いに意識し合いながら、意欲的に勉強に取り組んでいけるというメリットがあります。

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5.子どもを中学受験させるべきか

将来のことを考えて、子どもに中学受験させるべきか悩んでいませんか。ここでは、中学受験のメリット・デメリットについて説明していきます。

5-1.中学受験をするメリット

中学受験で中高一貫校へ進学した場合、高効率のカリキュラムが組まれているという特徴があるため、幅広い知識が身につくことが期待できます。加えて、中高一貫校なら、6年間にわたって部活動をはじめとする課外活動に積極的に打ち込める点もメリットのひとつといえるでしょう。また、私立中学を受験した場合は、学習面のサポートだけでなく、生活面でのフォローが手厚いという特徴があります。人として重視される気配りなどを身につけたい場合、中学受験は魅力的といえます。

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5-2.中学受験をするデメリット

中学受験をする場合、塾などを利用して計画的に受験勉強をする必要があります。そのため、経済的な負担も大きくなる点はデメリットといわざるを得ません。加えて、保護者をはじめとした家族ぐるみのサポートも必要になります。ただし、子どもの勉強に親が関わりすぎてしまうと、子どもの主体性が育ちにくくなる可能性もあるため注意が必要です。また、中学受験を重視するあまり、受験に焦点をあてたテクニックだけ習得してしまうのも危険です。受験テクニックだけを身につけてしまうと、志望校には合格したとしても、入学後の勉強についていけなくなってしまう恐れもあります。

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6.勉強は無理矢理やらせてはいけない!子どもの自主性が鍵

保護者が子どもに無理やり勉強をさせてしまうと、子どもの自主性は育ちません。加えて、子どもは勉強に対する興味を失ってしまうと、勉強をして「楽しい」と感じたり、達成感を味わったりすることもなくなります。すると、次第に自分から進んで勉強しなくなってしまう恐れさえあります。子どもの主体性を重視するなら、個別指導のスクールIEを利用するという方法があります。スクールIEで勉強すると、学校の授業を先取りして無理なく学ぶことができるので、授業につまずきにくくなり、日ごろの学習にも自信を持って取り組むことが可能です。「子どものやる気を出したい」「勉強習慣を身につけたい」と考えているなら、スクールIEで勉強に対するモチベーションアップを目指し、意欲的に勉強に取り組める環境を作りましょう。

執筆者:スクールIE コラム編集部

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