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中学受験【模試の活用方法】模試で得られるメリット

公開日:2020/09/09 更新日:2024/02/21

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中学受験を控える小学生にとって、模試はとても重要な意味をもつものです。とはいえ、受けっぱなしでは有効に活用できているとはいえません。この記事では、模試をどのように活用すれば良いかよくわからない保護者を対象に、模試のメリットや受ける頻度、受験の際の注意点、受けたあとはどうすべきかなどについて紹介します。

1.模試の種類

小学生が受ける模試は、塾や模試業者、教材会社が主催しています。そのため、非常にさまざまな種類があり、どれを受ければ良いかよくわからない保護者もいることでしょう。とはいえ、これら模試はおおまかに「統一系」と「判定系」の2つの種類に分けられます。主な違いは以下の通りです。

#統一系模試(四谷大塚「全国統一小学生テスト」/首都圏模試センター「統一合判」など)
難易度は標準で、小学校で教わる範囲を逸脱した問題は出されません。最難関中学の受験を予定しているのであれば、対策としてはやや物足りないでしょう。標準レベルの中学を受験するケースのほか、勉強を開始するにあたってまず実力を把握したいケースや試験に慣れさせておきたいケースに適しています。

#判定系模試(日能研「志望校選定テスト」/四谷大塚「合不合判定テスト」/SAPIX「志望校判定サピックスオープン」など)
難易度は難関レベルで、小学校では習わない範囲からも出題されます。主催する塾のカリキュラムに沿った内容が出されることも多く、事前の対策が欠かせません。最難関中学を受験する子どもに適しています。それぞれの違いを把握することで、どのように活用すれば良いかが見えてくるでしょう。

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2.模試を受けることで得られるメリット

中学受験をするにあたって、模試を受けておくことはさまざまなメリットをもたらします。ここでは、具体的にどのようなメリットがあるかについて紹介します。

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2-1.実力を測れる

中学受験に限らず、目標を達成するために大切なのは現在どの程度の実力があり、どこまで引き上げなければならないかを正確に把握することです。どの分野に強く、弱いのはどこかを知ることも欠かせません。模試を受験すると、点数が出るだけではなく、全体での順位や各問題の正答率、偏差値などもわかります。データとして提示されることで、全国の受験生と比べて自分はどの位置にいるのか、どの程度の実力があるのかなどを客観的に把握できるのです。

また、同じ系統の模試が複数回実施されるため、受け続けることで自分の実力の推移がわかります。仮に前回よりも成績が下がっていたとしても、落ち込むことはありません。どの分野で点が取れなかったのかを把握することで、何を学ぶべきかがわかり、巻き返しが可能になります。志望校に合格するためにあとどのくらい力を伸ばすべきか、何に重点をおいて学習すべきかがわかることは、模試を受けることで得られる大きなメリットといえるでしょう。

2-2.試験に慣れる

十分な知識があっても、試験そのものに慣れていないと緊張してしまい、実力を発揮できないことがあるものです。特に、小学生では試験に慣れていない子どもは多いでしょう。模試は、小学校の違う知らない子どもたちが多数参加して行われます。また、自宅で問題を解く場合とは異なり、時間内に解かなければなりません。いわば、実際の入試形式に近い形となるため、予行演習としてちょうど良いのです。模擬試験を何度か受けて場慣れしてくれば、どの問題に何分かけるかといった時間配分もつかめるようになり、入試当日も雰囲気にのまれず、緊張せずに解答できるでしょう。

模試で出題されるのは、基本的に実際の入試において出題頻度の高い良質な問題ばかりです。入試に近い環境で重要度の高い問題を解くことで、本番で類似の問題が出たときも慌てず落ち着いて解答することができます。

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3.どれくらいの頻度で受けるべきか?

模試を受ける適切な頻度は、子どもの学年によって異なります。たとえば、小学校の中学年までは、子ども自身に受けたい気持ちがあるようであれば受験させると良いでしょう。無理に受けさせても正確な実力ははかりづらく、試験そのものを嫌がったり思うような点数がとれなかったときに自信を喪失したりする恐れがあります。子ども自身に受けたい気持ちがないのであれば、無理強いをしてはいけません。小学5年生になったら年に2~3回受けさせ、6年生になったら9月までに2~3回、9月以降は毎月受けさせることが望ましいです。6年生の後半からは毎月受験することで、志望校合格に向けて何をどれだけ勉強すべきかが具体的にわかります。

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4.模試の効率良い活用方法

模試を受けても効果的に活用できていない典型的な例が、受けっぱなしになったり点数だけを見て満足したりするケースです。受験した以上は最大限に活用しましょう。ここでは、模試の効果的な活用方法を説明します。

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4-1.同じ主催者の試験を受ける

模試を受けるときは、都合の良い日に実施している試験を適当に選ぶようなことはやめましょう。望ましいのは、年間を通して同じ団体が主催する模試を受けることです。これには次の2つの理由があります。

・同じ主催者のテストは計画的に出題内容が組まれているため、続けて受けることで漏れや偏りなく問題が解ける
・同じ主催者のテストであれば、実力の変化がわかりやすい

まずは、子どもの実力や志望校に合わせて、メインの模試を統一系模試と判定系模試のどちらにするかを決めます。大手塾に通っているのであれば、そこが主催する模試を受けるでしょう。ただし、慣れた環境で受けられるのは良いのですが、緊張感のある雰囲気を体験できません。そこで、年に数回、通っている塾以外の団体が主催する模試も受けてみるとよいでしょう。入試本番に近い雰囲気のなかで試験を受けられます。

4-2.復習を行う

模試を受けたあとは、点数や偏差値だけを見て終わりにしてはいけません。これでは模試を受ける意味が半減してしまいます。模試は、主催団体が厳選した良問がそろっています。必要以上にひねりをくわえた奇問や誰も解けない難問は混じっていません。なぜなら、実際の入試で出されないような問題を含めると、正確な合否判定や偏差値が出せなくなるからです。価値を下げてしまわないよう、模試では厳選された良質な問題が出されます。

それをただ受けるだけ、正しく解けたかどうかを確認するだけですませるのは非常にもったいない話です。解けなかった問題や間違えた問題は解き直し、解説を見て合っているかを丁寧に確認し、正しい解法や知識を定着させましょう。

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5.模試後の復習方法

模試のあとは復習が大切といっても、どのようにすれば良いかわからない人も多いでしょう。そこで、ここでは、復習の方法について詳しく紹介します。

5-1.間違えた問題を解き直す

間違えた問題や解けずに空欄のままとなった問題は、1度自分で解き直すことが大切です。解説を見て答えを書き写すだけでは表面的な理解に留まり、身につくことはありません。次の模試や入試本番で同じような問題が出たときに同じ誤りを繰り返す可能性が高いです。そのため、まずは解説を見ずに自分なりに考えて解いてみましょう。解き終わったら正答かどうかを確かめます。間違えていた場合は、解説を読んだり手持ちの参考書などの該当ページを参照したりして解き直します。このとき、「どのように考えれば正解したのか」「何が理解できていなかったのか」を分析することが大切です。

時間が足りなかったのか、単純なケアレスミスをしてしまったのか、知識不足など実力が足りていなかったためかなど間違えた理由がわかり、今後はどのような点に気をつければ良いかが理解できます。現時点における自分の実力の再確認もでき、モチベーションの向上にもつながるでしょう。

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5-2.間違えた理由を明らかにする

模試を見直すときは、間違えたすべての問題が完璧に答えられるようになるまで復習する必要はありません。志望校のレベルに合わせて正答すべき問題を判断し、その問題が確実に解けるようになるまで見直すようにします。正答すべき問題を判断する目安となるのが、模試が返却された際の資料に掲載されている小問ごとの正答率表と「100-志望校の偏差値」の計算式の2つです。たとえば、偏差値55の中学校を目指しているとしましょう。「100-55」は45のため、正答率が45%以上の問題は正答すべきであると判断できます。仮に正答率5%の問題を間違えたとしても、このレベルの問題が偏差値55の中学校で出題される可能性は低いため、解き直さなくても構いません。

解き直すべき問題が判明したら、一目でわかるようにチェックマークをつけるなどしましょう。解き直しの過程では、何が原因で解けなかったのかを究明することが大切です。単純な計算ミスが原因であれば問題を解いたあと丁寧に見直すことを心がける必要があり、知らない用語が出てきて理解できなかったのであればその分野の用語を再学習することが必要です。また、間違えた理由も書きこんでおくと良いでしょう。こうすることで、次に復習したときに注意すべきポイントがわかります。あとは、間違えた問題の類題にも取り組み、慣れておきましょう。

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6.模試での志望校の選び方とは?

模試では、志望校を選んでおくと合否の可能性を判定してくれます。そこで、受験を検討している中学校を5つほど選択し、どの程度合格の可能性があるのかを確かめるのに利用しましょう。第一志望の中学校よりも難易度の高い中学校を1~2つ、安全校を2~3つほど選ぶのが望ましいです。

難易度の高い中学校も選ぶのは、第一志望校よりも上のランクにもチャレンジできる可能性があるかどうかをはかるためです。とはいえ、チャレンジ校ばかり選ぶと、すべての志望校で判定結果が悪くなって子どもが自信をなくし、受験へのモチベーションが下がる恐れがあります。そこで、安全校もふくめておくのです。チャレンジ校と安全校を選んでおくことで、子どもの実力や立ち位置も確認できます。

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7.模試当日の注意点

模試を初めて受けるときは、子どもは緊張のあまり思わぬ失敗をする可能性があります。ここでは、模試を受ける際に気をつけたほうが良いポイントを、試験の前・試験中・試験の後に分けて説明します。

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7-1.試験開始前

試験が始まる前には、必ずトイレをすませるようにしましょう。これは、試験の最中にトイレに行きたくなる事態を避けるためです。どうしても我慢できなければ、テスト中に手を挙げて試験監督を呼び、事情を話せばトイレに行くことはできるでしょう。とはいえ、大幅な時間のロスになります。「トイレに行っていたせいで時間切れとなり、ラスト1問が解けなかった」といった事態を避けるため、試験の前にトイレをすませておくことが大切です。

筆記用具は、鉛筆数本、消しゴムも2~3個用意すると良いでしょう。これは、芯が折れたりうっかり落としたりしたときを考えた対策です。おそらく、手を挙げれば試験監督が気づいて拾ってくれるでしょう。とはいえ、その間の時間が無駄になります。そのため、鉛筆や消しゴムは多めに用意しておくことが望ましいのです。また、試験の開始時には試験監督が注意事項やルールを説明します。このとき、テストに意識がいってしまい、注意して聞かない子どもがよくいます。大切な事項を聞き逃したことでうっかりルールミスを犯してしまい失格になったりしないよう、集中して説明を聞くことが大切です。

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7-2.試験中

試験が始まったら、特に気をつけたいのが次の2点です。

・下手でも構わないので、字は意識して丁寧に書くようにする
・解答欄がずれないよう注意する

正解を書いていても、字が雑で読めなければ減点されたり不正解になったりする可能性があります。そのため、意識して丁寧な字を書くことが大切です。また、模試では問題用紙と解答用紙が別になっています。小学校で受けるテストとは大きく異なる形式のため、解答欄がずれていることに気がつかないまま答えを書きこみ続けるケースがしばしば起こります。解答欄がずれていると、もちろん正解になりません。ずれないように注意が必要です。
また、受験テクニックとして、手こずる問題は後に回し、解きやすいものや自信があるものを先に解くようにしましょう。これは、難問に時間を使いすぎ、時間切れで本来解けた問題を取りこぼすことがないようにするためです。

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7-3.試験後

模試を受けたあとにすべきことは解き直しと復習です。模擬試験の休み時間などに直前の科目の解き直しや振り返りをするのではなく、自宅に戻って落ち着いてから行いましょう。模試当日は問題を解いたときの記憶が残っているため、どのように考え答えたかがわかりやすいです。模試の結果が返ってきたら、そのときもう1度解き直しを行いましょう。正答率表を活用し解くべき問題を把握する、間違えた理由を書きこむ、苦手な分野をつかむなど、結果を検証することが大切です。

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8.模試を受けて志望校合格に近づこう

中学受験対策として、模試はとても有効な手段です。現在の実力や苦手な分野など子どもの状況を把握でき、合格するためには何をどのように学ぶべきかがわかるため、モチベーションのアップにつながります。実際に模試を受け、返ってきたら解き直して復習し、理解が足りない部分を克服することで志望校の合格を勝ち取りましょう。

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執筆者:スクールIE コラム編集部

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