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中学受験【理科】合格への勉強法!これで偏差値アップ

公開日:2020/05/20 更新日:2020/05/20

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中学受験の理科は出題範囲が広く、計算問題もあります。子どもの理科嫌いや成績が気になっている親御さんも多いのではないでしょうか。近年の中学受験理科の出題傾向を見ていると、思考力を問うような出題形式も増えつつあるので、より差がつきやすいという点が特徴です。この記事では、中学受験理科の出題傾向から、理科に苦手意識を持つ子どもが多い理由と解決策、成績アップの勉強法などを解説していきます。

1.最新版!理科の問題傾向

小学校で勉強する理科と、中学受験で必要な理科のもっとも大きな違いは出題方法にあります。中学受験にチャレンジするのは小学生であるため、出題内容も小学校で学習した範囲がベースとなっています。ただし、中学受験の問題に関しては、それぞれの中学校が「小学校で学習したことを応用すれば、正解を導くことができる」と判断すれば、少々難易度が高くても出題される可能性があるのです。そのため、受験本番で初めて見るような問題に出会うケースもめずらしくありません。

また、中学受験の理科については、生物・地理・化学・物理の4つの分野からまんべんなく出題されるのが一般的です。しかしながら、いわゆる「難関校」と位置付けられている中学校では「実験考察問題」と呼ばれる問題が出題されることも多く見られます。実験考察問題を解くにあたっては、単なる知識や計算力があるだけでは不十分です。理科の4分野の知識に加えて、それぞれの知識のつながりが求められるとともに、数字を読み解く力や読解力、記述力など、中学受験全体を通して必要とされるすべての能力が試されます。

さらに、難関校の中学受験の理科問題は、より「総合力勝負」の傾向が顕著になっている点も特徴のひとつです。以前、理科は「暗記科目」というイメージが強く持たれていました。そのため、教科書に記載されていることを暗記しておけば、ある程度得点につなげることが可能でした。しかし、今や中学受験の理科は単なる丸暗記では太刀打ちすることさえできないので、知識を正確に覚えたうえで、それを柔軟に使える応用力を養っておくことが必要です。

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2.理科が苦手な子どもの特徴

中学受験を視野に入れている小学生のなかにも、理科を苦手とする子どもはたくさんいます。理科は生物や化学など多くの分野があるので、どれかひとつの分野で苦手意識を持っている場合、理科全体を苦手と感じてしまうことも少なくないのです。また、理科に関しては、教科書をひと通り読んだだけで「何となく分かった」という状態になりやすいので、深い観察ができていないと、理科そのものに興味が持てなくなってしまう恐れもあります。

科の学習範囲のなかには、電流や熱など実際は目に見えないものを扱うことも多くあります。そのため、イメージしづらいことが、苦手意識となってしまうケースもあるのです。加えて、理科は計算が多いので、算数が苦手な子どもが理科嫌いになるということもよくあります。独自のカリキュラムがある「スクールIE」なら、それぞれの子どもの個性を見極めたうえで、その子に合ったオーダーメイドのきめ細かな指導を行っていきます。スクールIEで学びを続けると、理科に強い子どもに育つことが期待できるでしょう。

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3.勉強法を見直せば理科の成績は上がる!

「理科が嫌い」や「勉強しているのに、なかなか得点につながらない」と悩んでいる場合は、理科の勉強法が適切でない可能性があります。「理科が苦手」といっても、それぞれの子どもで苦手の状況は異なります。理科は、学年を重ねるごとに、各分野の内容が深くなっていき、難易度が上がっていくのが一般的です。そのため、「理科が全体的に苦手」という子どももいれば、「特定の分野では高得点が取れる」という子どももいるので、状況に応じて勉強法を変えていく必要があります。

の理科の場合、カリキュラムがぎっしり組まれているのが一般的です。知識をしっかりと定着させるためには、詰込み型の学習を続けるだけでなく、必要な知識や解法が正しく理解できているか確認する時間を確保することも重要です。適切なやり方で学習を続けていけば、理科は短期間で成績アップする可能性がある科目といえます。したがって、理科の成績アップを狙うなら、まずは子どもがどのような方法で理科の勉強に取り組んでいるかを正しく把握することが欠かせません。

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4.すぐにやめよう!理科のNG勉強法

理科の成績が上がらない場合は、勉強法が間違っている可能性があります。ここからは、理科のNG勉強法を紹介していくので、子どもの勉強方法と照らし合わせてみましょう。

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4-1.そもそも時間を確保できていない

「理科の成績が上がらない」と悩んでいるのであれば、「そもそも、理科に十分な勉強時間を費やしているのか」という点を確認するところから始めてみましょう。中学受験の理科をマスターするためには、ある程度の勉強時間を確保する必要があります。そうはいっても、中学受験に必要な科目はたくさんあるので、理科にだけ時間を充てるのは難しいということもあるでしょう。しかし、理科は比較的短期間で成果が出やすい科目であるため、得点源にしたいと考えているなら、ある程度の勉強時間を充てることが求められます。 様子をしっかりと確認してみましょう。

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4-2.学校の理科の授業をおろそかにしている

子どもが中学受験をする場合、理科の出題範囲は小学生にとってはかなり範囲が広く、学ぶ内容も多岐にわたるという特徴があるので、普段の授業の取り組み方も工夫する必要があります。たとえば、実験考察問題では実験結果だけでなく、実験器具の使い方なども出題されます。これは、小学校の理科の実験で学習する内容です。そのため、日ごろの授業をおろそかにしてしまうと、習ったはずの内容でも定着することなくすぐに忘れてしまう恐れがあるのです。小学校の授業を軽視していると、知識として押さえておけば解ける問題でもテストになると落としてしまうことにもつながります。

小学校の理科で学ぶ内容に関しては、中学受験の理科の基本となるものです。中学受験を視野に入れていると、応用問題など難易度の高い問題ばかりに着目してしまい、基礎の大切さを忘れがちになります。しかし、親は子どもにとってもっとも身近な存在の大人として、「受験勉強ばかりを重視するのではなく、授業時間も無駄にしないように」と、声かけを行うことが大切です。

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4-3.知識問題を〇×だけで終わらせている

中学受験の理科問題の出題形式は多岐にわたり、知識問題や計算問題、融合問題など、さまざまなタイプの問題があります。どのような問題も、必要な知識が完全に定着していなければ解くことはできません。中学受験で重視される計算問題に関しても、基本的な知識を理解していないと答えを導くことは不可能です。理科の知識問題に関しては、「とりあえず○×を付けることに終始していないか」を確認することがポイントです。間違えた問題について、間違えた原因を考えないまま放置してしまうと、今後簡単な知識問題でも再び不正解となってしまう可能性があります。理科の知識問題を間違えた場合は、その都度間違えた原因を分析して理解しなおすことが重要です。

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4-4.「本当に理解できているか」を意識していない

出題形式によっては、基本的な知識の理解・定着の作業ができていなくても、偶然正解することもあります。あてずっぽうで正解した問題については、必ず振り返りをして知識が定着しているかどうかを確認することが大切です。本当は理解できていない問題でも、振り返りをしてしっかりと理解しておくと、今後似たような問題が出題されたときに正解につなげやすくなります。

子どもが本当に理解できているかどうかを確認するために、「なぜこのような答えになったのか」を子どもに直接質問してみると良いでしょう。質問をしてみて「理解できていない」と判断した場合、それぞれの問題を一緒に振り返り、知識をしっかりと定着させることが必要です。この作業を繰り返し行うと、「わかったつもり」という状況に陥るのを防ぐことができます。

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4-5.選択肢問題を軽視している

中学受験の理科問題では、選択肢問題も出題されます。選択肢問題を「簡単だ」と軽視して対策をおろそかにしていると、得点につなげることは非常に難しいでしょう。選択肢問題は、問題文・選択肢を正確に読み取って適切な選択肢を選ぶという問題です。なかでも、「正しいもの(または間違っているもの)をすべて選ぶ」というタイプの問題は、ひとつも落とすことなく解答しなければ0点となるため、受験生のなかでも差が出やすいといわれています。

これらのことから分かるように、選択肢問題に関しては、知識や解法が正確に身に付いているかどうかを確認するために出題されている問題といえます。選択肢問題に取り組む際には、「基本的な計算問題を間違えずにできているか」や「知識が理論的に理解できているか」、「問題文をしっかりと読めているか」などの点に特に注意することが大切です。

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5.理科の正しい勉強法

理科を効率良く勉強して得点につなげるためには、正しい勉強法を把握しておくことが欠かせません。ここからは、理科の正しい勉強法について見ていきましょう。

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5-1.まず知っておきたいこと

理科の学習を進めていくうえで、知っておかなければならないことがいくつかあります。まず、理科という科目全体を通して考えてみると、単に「知識を暗記する」というより、「仕組みを理解する」「解法を習得する」という学習を繰り返し行ったほうが得点につなげやすいという傾向があるのです。理科の場合、知識があるだけでは偏差値をアップさせることはできません。

理科を効果的に学習するために、まずはそれぞれの分野の知識や事柄を正しく暗記して覚えることが重要です。そして、知識をしっかりと理解して、どの分野の質問をされた場合でも答えられるように備えておくことが求められます。中学受験の理科問題の理解力を深めるためには、小学校の教科書を読んだだけで分かったような気になるのではなく、広く深く熟考して確実に理解できるまで学習を続けるのが理想的です。知識を整理し仕組みを理解することが重要です。断片的な知識だけでは高得点の獲得は困難といえます。そのため、解法までを確実にマスターできるように、繰り返し練習して習得することを心がけましょう。

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5-2.具体的にどうすればいいの?

理科の成績を上げるためには、具体的に3つのポイントを押さえておく必要があります。まず、知識問題に関しては確実に基本的な事項を覚えておくことが欠かせません。知識問題は、理科のすべての問題を解くうえで基本となるものであるため、インプット・アウトプットを繰り返し行って、知識が定着しているかどうかを確認しておきましょう。

次に、計算問題です。計算問題を確実に得点につなげるためには、問題文をしっかりと読み込んだうえで式を立てるという作業を習慣付けることが大切です。特に、計算問題が苦手な子どもの場合、小学校の理科の宿題の計算問題を間違えると、答えを写しただけで終わってしまうということもよくあります。計算式などの答えを丸写ししただけでは、次回似たような問題が出題された場合、また間違える可能性が高くなります。そのため、理科の計算問題は、設問の内容を正しく反映した式が理論的に立てられるようになるまで、繰り返し練習することがポイントです。

また、中学受験の理科問題では、記述問題も出題されます。特に、難関校を受験する場合、記述問題は配点が高い傾向にあるため、志望校に合格したいなら積極的に挑戦してマスターしておきたいところです。ただし、記述問題を苦手とする子どもは非常に多く、「完璧に解答しよう」「答案用紙を全部埋めよう」などと考えるあまり、無意識のうちに記述式の問題を避けてしまったり、苦手意識を持ったりしてしまうということはよくあります。記述問題で始めから完璧な解答をするのはとても難しいことです。記述問題が苦手なら、最初のうちは箇条書き程度から始めて、少しずつ苦手意識を取り除くように段階的に進めていきましょう。

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6.中学受験の理科を効率よく勉強して合格へ近づこう!!

この記事では、中学受験の理科問題の出題傾向を紹介し、子どもの理科に対する苦手意識はどのように生まれるのかということやNG勉強法、効果的な勉強法などを詳しく説明してきました。中学受験に合格したいなら、理科の勉強を効率良く進めていくことが求められるため、ぜひ今回紹介したことを参考にして受験勉強を進めていきましょう。

また、中学受験をする場合、理科の成績を上げることはもちろん大切ですが、「子どもには理科を好きになってもらいたい」と考えている人も多いでしょう。ただし、家庭学習のみで、子どもに正しい理科の勉強法を実践させることは、場合によっては非常に難しいといえます。個別指導の「スクールIE」では、生徒一人ひとりに合わせた多種多様なアプローチを展開することで、志望校合格までのサポートを行っています。中学受験を視野に入れている家庭で、子どもの理科の学習で悩んでいるのであれば、まずは一度無料体験授業を受けてみましょう。

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執筆者:スクールIE コラム編集部

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