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【大学受験】個別塾が有利!予備校との違いや選び方

更新日:2023/12/25 公開日:2020/02/07

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大学受験への対策としてまず思いつくのが塾や予備校へ通うことがですが、その違いを正しく理解して選択できている人は多くありません。また、塾にもさまざまなスタイルがあるため、子どもにとって適切な環境を選ぶことが大切です。実は、大学受験対策としては個別塾が有利な場合が多く、また今後の入試制度改革にも個別塾は対応しやすいと考えられます。本記事ではこれらの理由や、個別塾選びに関するポイントについて紹介します。

1.塾と予備校の違いとは?

塾と予備校は同じものと考えている人も多いですが、指導の方針や授業形式などさまざまな違いがあり、基本的には全く別のものです。以下では、塾と予備校の違いやそれぞれの特徴について説明します。

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1-1.塾の特徴

塾の特徴は、学校の授業と同じように集団授業を行っているところが多く、講師と生徒の間でやり取りをしながら授業を進める形式が多いことです。学習は学力に応じてクラスはある程度分けられ、クラスに合わせた基礎からスタートし、段々とレベルを上げながら進行します。各クラスは比較的少ない人数で構成され、講師との距離も近く質問がしやすいのがメリットです。また、個別の進路相談などにも応じてくれるなど、学校に近い雰囲気のため子どもたちも順応しやすい面があります。大学受験に向けての基礎からの復習をしたい子や、独学よりも講師に教えてもらった方が身になるタイプの子に向いた環境です。

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1-2.予備校の特徴

予備校の特徴は、大教室や動画による授業で、講師の説明をひたすら聞く講義形式が多いことです。そのため、講義中に個別の質問などを行いにくい傾向にあります。予備校では大学入試に特化しているのが一般的で、大学ごとの出題傾向を踏まえた入試対策を受けることが可能です。進路相談や進路指導は行われないことが多いですが、個別に依頼することで対応してもらえる場合もあります。基本的には自分の志望する大学が明確で、その受験対策に集中したいという受験生向けの環境です。

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2.個別塾のメリット・デメリット

塾の中でも、増えているのが「個別指導」を掲げる「個別塾」というスタイルです。ここでは、一般的な塾と比較した場合の個別塾のメリット・デメリットについて紹介します。

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2-1.メリット

個別塾のメリットは実にさまざまなものがあります。たとえば、普通の塾よりもさらに少人数制で、1人の講師が1~3人程度の生徒を担当することは生徒にとって大きなメリットです。講師の担当する人数が少ないため、生徒の状況や学力をしっかり把握し、適切な指導が行えます。また、個別塾では生徒数に応じて講師も多数必要なことから、大学生講師も多いです。大学生講師の場合、生徒は現役の大学生から受験や大学の話を聞けるため、講師への親近感もわき、学習へのモチベーションも高まります。学費面でも、大きな建物や部屋をそれほど必要としないために予備校に比べて費用が安く、郊外でも校舎が多く通いやすい場合が多いです。生徒に合わせて指導内容を考えてくれるので、どんな学力の生徒でも安心して通わせることが出来ます。そのため、周囲を気にせずにじっくりと学べて、基礎を充実させられます。

2-2.デメリット

個別塾はメリットも多いですが、その性質上どうしてもデメリットも存在します。たとえば、友達と競い合うことができないのは受験という競争を行う上で大きなデメリットです。互いに切磋琢磨する仲間がいないことで、孤独感に陥ったり、集団の中での自分の位置を見失ってモチベーションが下がったりすることもあります。そのため、個別塾では試験結果や過去のデータ、講師の経験談などを上手に伝えることで周囲を意識させ、モチベーションや緊張感を持続できるように配慮しています。

また、個別塾では、講師が授業をコントロールできない場合、生徒との雑談の時間が増えて学習時間が削られてしまうことがあります。こうした無駄を減らすためにも、講師をしっかり評価し必要に応じて交代ができるような体制を作っている塾を選ぶことが大切です。個別塾では生徒の学力に合わせて学習計画を立てますが、生徒の理解度に合わせすぎると進度が遅くなり、受験まで計画が十分に消化できないこともあります。講師頼みではなく、塾としてしっかりと学習計画づくりのノウハウを持っている塾を選ぶようにしましょう。

3.これからの大学受験対策で個別塾が選ばれる理由

今後の大学受験対策では、個別塾が有効な選択肢になる可能性が高いです。以下では、現在進められている教育制度改革との関わりから、個別塾を選ぶべき理由について解説します。

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3-1.大学入試改革に合わせた対応が可能

個別塾を選ぶべき大きな理由に、現在進められている教育改革があります。2020年以降大規模な教育改革が行われており、2025年度入試からは新課程に対応する入試がスタートします。
2025年度大学入学共通テストでは出題教科・科目が現在の6教科30科目から、7教科21科目に変更されます。主な変更内容は以下の通りです。

➀新教科「情報」が追加
試験時間は60分、100満点となります。
国立大学では現行の5教科7科目入試に対し、原則として新教科「情報」を加えた6教科8科目入試を実施する方針となっています。

②「国語」の試験内容・時間の変更
「現代文」の大問数が2問から3問に増えるため「国語」の試験時間が現行より10分長い90分へ変更となります。

③「数学」の科目・時間の変更
「数学」は「数Ⅰor数ⅠA」と「数ⅡBC」に再編。加えて「数ⅡBC」は問題数増に伴い、試験時間が60分から70分へ変更。

④「地理・歴史」「公民」の変更
「地理歴史」は必修科目の「歴史総合」「地理総合」、そして選択科目の「日本史探究」「世界史探究」「地理探究」になります。
また「公民」は必修科目の「公共」が設けられ、選択科目は「政治・経済」「倫理」という構成です。これらの科目を単独で受験するのではなく、基本的に必修科目+選択科目の2科目1セットでの受験が必須となります。

さらに各大学の出題傾向も変化しており、記述式の問題をはじめ、思考力や判断力を試す問題、教科を統合した問題など、総合的な学力が求められる問題が年々増加しています。今までの試験のような「答えの決まった問題」の出題は減って、社会で直面するような「答えのない問題」に対し、学んだ知識で考え、答えを探す能力が問われるようになります。こうした中では、予備校が培ってきた受験ノウハウが同じように通用しないこともあります。むしろ、個別塾のように、弱点克服や長所の強化を行ったり、講師が一緒に考えたりといった、生徒ひとりひとりへきめ細かな指導が重要視されます。

3-2.推薦入試を狙うなら内申点(評定平均)が必要だから

個別塾を選ぶべき理由は他にもあります。実は個別塾は、内申点(評定平均)を上げるのに適した塾です。予備校は基本的に入試対策に特化していますが、大学の一般入試では内申点は合否に影響しません。そのため、予備校では内申点を捨てて、どんどん学習を進め、早く入試対策に取り組むというカリキュラムが組まれています。塾なら、学校の成績を上げるために定期テストの対策も行うことも可能です。推薦入試では、当日の試験や面接だけでなく内申点が重要です。内申点は定期テストの成績による影響が非常に大きいため、しっかりと定期テストへの対策ができる個別塾が予備校よりもずっと有利といえます。

今後も大学入試制度改革が続き、合格者の質を予測しにくい一般合格者の人数を少なくし、推薦合格者の人数を増やすことを示唆する大学も出てきています。推薦入試の時期は大学によって異なるため、学校によっては併願も可能でチャンスも多いのでしょう。しかし、機会があったときに出願して受験にパスするためには、前もって内申点や実力を備えることが必要不可欠です。個別塾なら、内申を重視して定期テスト対策を中心とした受験戦略をある時期までは進めます。そのため、推薦が終わった頃から本格的な入試対策に移行するという柔軟な使い方もできます。

4.大学受験対策として個別塾を選ぶ際のポイント

大学受験対策に個別塾がよい理由を紹介しましたが、個別塾は学校によって方針や教育の質もさまざまです。大学受験のために個別塾を選ぶ際のポイントを紹介します。

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4-1.1対1もしくは1対2で指導してくれる塾

塾選びでは、1対1または1対2で指導してくれる塾を選ぶことが大切です。個別塾や個別指導という言葉からは1対1を思い浮かべますが、必ずしも1対1で授業を行っているとは限りません。1人の講師が3~4人を見ることもあれば、大教室で自習をしている複数の生徒から個別の質問を受け付けるような形式でも「個別指導」と謳っていることもあります。「個別指導」という言葉には明確な規定がないため、実は集団講義の形式以外のスタイルなら、ほぼ「個別指導」と言っても問題ありません。ですから、希望している「個別指導」形式に該当する環境なのか、塾を選ぶ際にはしっかりと確認するようにしてください。大学受験では、子どもの学力も進路もそれぞれです。融通が利き、指導も細やかにできる1対1、または1対2の個別塾がおすすめでしょう。

4-2.担任制の塾

また、塾選びのポイントで大切にしたいのが担任制の塾かどうかです。個別指導だとしても、曜日や時間帯で講師が変わる塾が多く、講師によって授業の進め方や生徒の把握状況が違うため、方針の違いや非効率が生じることがあります。個別指導なら、担任制の塾を選んだ方が生徒を継続的に見ながら、細やかな指導ができるのでおすすめです。担任制でも、講師の質や相性の問題はどうしても発生します。担任になる講師の実績や変更の可否、担任の決定方法などは入塾の前に確認しておくとよいでしょう。

4-3.生徒専用のカリキュラムを作ってくれる塾

大学受験は時間との戦いでもあり、計画性が求められます。そのため、生徒専用のカリキュラムを作れるかどうかは塾選びで重要です。生徒の学力や志望大学はさまざまですので、それに合わせたオンリーワンの学習計画を立ててくれる個別塾を選ぶようにしましょう。学習計画を丁寧に作ってくれる塾は、指導や大学受験対策もきめ細かに行ってもらえることが期待できます。塾選びの中でも特に大切にしたいポイントです。

また、学習計画は定期的に見直し、修正を行うのかも確認しておきましょう。計画を優先して理解度を無視して進めたり、計画を修正してもタイミングが遅すぎてカリキュラムが消化できなかったりする場合もあります。そのため、適切かつ具体的な計画を立て、上手にマネジメントしながら生徒を目標達成に導ける塾を選ぶべきです。

4-4.大学受験対策に対応している塾

大学受験のための塾選びでは、大学受験対策に対応している塾を選ぶべきです。これは当たり前の話のようですが、誤解している人も少なくありません。「塾ならどこでも大学受験に対応している」わけではないのです。塾には「進学塾」と「補習塾」があり、進学塾は進学のための指導に、補習塾は学校の学習を補う指導に特化しています。進学塾の中でも、内申対策を重視する(定期テスト対策を中心にする)塾と、大学受験を重視する(入試対策やそのための基礎力強化を中心にする)塾は指導内容が異なるため、必ず指導方針を確認するようにしてください。

また、大学受験対策をしている塾だとしても、志望する大学の受験対策に対応しているかどうかもチェックしておきたいポイントです。多くの塾は実績として直近の合格者の名前や人数などを公開していますので、志望大学に多くの合格者を輩出している塾を選ぶとよいでしょう。

4-5.口コミの評価が高い塾

塾選びで気になるのが口コミの評価です。口コミの情報は質が不安定なため完全に鵜呑みにはできませんが、資料には載っていない貴重な情報を提供してくれることもあります。口コミを参考にする場合、現役生や卒業生から高い評価を受けている塾を選ぶのがポイントです。その理由は、個別指導塾選びで多く見られる失敗は、「担任との相性が悪い」「担任の指導力が低い」といった、「実際に行ってみないとわからない」ことに起因するからです。口コミは実際に行って授業を受けた人たちの感想ですので、ホームページやパンフレットではわからない部分を補ってくれます。口コミを調べて、担任に関する評価が高い塾を選ぶことで、失敗は少なくなるでしょう。

4-6.勉強の進捗をコントロールしてくれる塾

塾選びでは、勉強の進捗をしっかりコントロールしてくれる塾を選ぶようにしましょう。受験勉強は長期間にわたって行われるため、計画した学習スケジュールをしっかり守るだけでなくペース配分も大切です。生徒の性格やモチベーションも考えて、しっかりペースをコントロールしてくれる塾を選ぶだけで、勉強の負担がまるで違ってきます。個別塾の長所は講師との距離感が近いことで、これが進捗の適切なコントロールには欠かせません。生徒と講師の関係性が良好でコミュニケーションが密に行われる個別塾なら安心してペース配分を任せられます。講師との相性や関係性が大切な個別塾だからこそ、相性のよい講師とのマッチングが大切です。そのためのノウハウを持っている塾を選びましょう。

5.個別塾でオンリーワンの大学受験対策をしよう

大学受験対策では予備校と塾が思い浮かびますが、予備校は受験対策専門で、個別塾は受験と定期テスト両方の対策が可能といった違いがあります。2020年以降の教育改革に対応するうえでは個別塾が有利な可能性が高いためおすすめです。自分の希望に合った個別塾を選ぶためにも、無料体験や見学の機会があれば積極的に参加してみるとよいでしょう。大学受験にも対応している個別塾スクールIEでも無料体験を行っていますので、参加してみてはいかがでしょうか。

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執筆者:スクールIE コラム編集部

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