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テスト勉強のコツは中学も高校もほぼ同じ!対策のコツを覚えよう

更新日:2022/03/29 公開日:2022/03/08

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中学校と高校では定期テストが行われています。学ぶ内容が異なるので、テスト勉強の方法もそれぞれに合ったやり方をしなければならないのではないかと考える人がいるかもしれません。ただ、中学校も高校もテスト勉強に関する基本的な部分は共通しています。そこで、本記事ではテスト勉強の対策ポイントについて詳しく解説します。

1.テスト勉強はいつからすればいいの?

テスト勉強を開始する日は数日前、1~2週間前など人それぞれですが、「効果的に勉強するにはいつからが良いのか、いまいちわからない」という声もあるようです。こちらでは、テスト勉強の開始日について解説します。

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1-1.本格的なテスト勉強は2週間前から

一般的に、中学校・高校で定期テストの範囲を発表するのが約2週間前です。これはスケジュールをしっかり立てて勉強できる十分な期間といえます。2週間を前半と後半に分けると計画しやすいでしょう。部活動が休みに入るのはテストの1週間前からが多いので、それ以前は部活と並行して勉強しやすいテスト範囲の復習や暗記、わからない点の解決にあてるのがおすすめです。テスト休みに入ってからは演習問題に取り組むと、勉強のメリハリがつけやすくなります。ただ、2週間前というのはあくまでも目安なので、必要であればもっと早くからはじめても良いでしょう。部活や塾などとのバランスも考慮し、計画的に勉強を進めるのが望ましいです。

1-2.テストが終わった日から次のテスト勉強が始まっている?

2週間前にはテスト範囲の発表がされるところが多いとはいえ、必ずしもその時期にわかる学校ばかりとは限りません。テスト範囲の発表が遅い場合、それまで待っていると十分な準備ができなくなる可能性があります。テスト範囲は前回の続きから出題される傾向があるため、2週間前をめどにして、前回のテスト範囲の続きから勉強をはじめておくのもひとつの方法です。発表後にズレがあった場合は、そのときに足りなかった部分を勉強するなど調整をしましょう。テスト勉強はできるだけ早めに行えば余裕をもって進められますし、途中で何らかの問題が起こっても落ち着いて対処できます。

2.中間と期末の勉強方法は同じでいいの?

中間テストと期末テストでは教科数が異なるものの、どちらにも共通している5教科に関する勉強方法は同じです。前半1週間では暗記力・応用力が必要で対策に時間がかかる数学、英語、国語を中心に勉強しましょう。前半1週間は繰り返しの復習が効果的です。後半はこれらの教科で苦手な部分を重点的に勉強すると良いでしょう。後半1週間で暗記力が重要になる社会、理科を集中的に勉強します。

ただ、期末テストは5教科に加えて、体育や美術、家庭・技術、音楽など実技教科のペーパーテストがあります。こちらは暗記すべきことは多いですが、テスト範囲は狭いのが特徴といえます。ただし、範囲が少ないからと実技教科の勉強を後回しにしたり、まったく手をつけなかったりというのは避けましょう。実技教科は中間テストがありません。そのため、期末テストの点数が内申点に影響します。

実技教科は暗記中心となるので、スケジュールを組んで勉強したほうが無難です。実技教科はほかの5教科と比較すると手を抜いてしまう生徒が多い傾向にあるため、きちんと対策すると周囲との差をつけやすくなります。もし期末テストは教科数が多く、2週間前からの対策では間に合わないと感じた場合は早めに勉強をスタートし、少しずつでもいいので確実に対策していくことが大切です。日常的に予習や復習をする癖をつけて、しっかり理解できるようにすると良いでしょう。

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3.教科別勉強方法

こちらでは、より効果的な教科別の勉強方法について紹介します。

3-1.数学の勉強方法

数学は暗記よりも実際に解くことが大事です。たとえば、公式も暗記をするだけではなく、その公式をなぜ使う必要があるのかを理解しなければなりません。覚えた内容を使いこなし、問題を解くことが重要なので演習問題をできるだけ多く解くと良いでしょう。1つの問題集を繰り返し解き、そのうえで数字や問題の出し方が異なるものであっても解ける状態にするのが理想です。特に、答えを間違った問題には印をつけておくと、後で復習する際にも見つけやすくなります。

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3-2.英語の勉強方法

英語は数学と比較すると単語・文法など暗記しなければならないものが多いです。また、暗記した内容の応用問題が出題されるケースもあります。教科書や単語帳を目で追うだけではなく、ノートに書いたり、音読したりと五感を使った勉強方法が有効です。単語帳は「すぐ答えられたもの」「なんとなく答えられたもの」「答えられなかったもの」に分類します。その後、答えられなかったものを中心に繰り返し勉強しましょう。これによって「答えられなかったもの」のカードが減り、「答えられたもの」のカードが増えるため、達成感を得ることができます。音読しながら頭の中で和訳できる状態、単語の正しいスペルが身についている状態になるのが理想的です。

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3-3.国語の勉強方法

国語は「現代文」「古文」「漢文」があるので、それぞれを分けて対策します。現代文はテスト範囲の文章の音読と漢字や語句の暗記を重点的に行いましょう。文章のなかに問題の答えがあるので、読解力を磨くことがポイントになります。古文はわからない単語の暗記を優先的にするのがおすすめです。古文の文章を読み解くには品詞分解がポイントであり、そのためには品詞(単語)の意味を理解していることが必要不可欠といえるでしょう。

古文は一見すると何を言っているのかわからないものもあるかもしれませんが、品詞分解ができれば難しい文章でも現代文に訳すことができるようになります。漢文も古文同様に語句の意味の暗記が重要です。読み方だけではなく、どのような意味があるのかを覚えておきましょう。さらに、漢文は使役や反語といった句法を理解できていなければ、文章構成も理解できません。句法の暗記についても音読が効果的なので、繰り返し声に出して読みましょう。

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3-4.理科の勉強方法

理科は暗記すべきことが多いので、短期集中で勉強できるのが良いところです。ただ、重要語句を覚えただけでは解けない問題も多いので、同時に演習問題を解いて理解を深めましょう。特に、物理と化学は演習問題の繰り返しが重要で、何度も問題を解いているうちに理解できるようになります。また、生物や地学などの暗記は図表を見ながら具体的なイメージとセットで覚えるとわかりやすいのでおすすめです。

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3-5.社会の勉強方法

社会は「歴史」「地理」「公民」がありますが、この3つは暗記する部分が多いことから短期間での学習が可能です。空いた時間を利用して暗記するのも良いでしょう。ただし、単に語句を暗記するだけではなく、年表・地図などを見て関連づけて覚えると応用問題にも対応しやすくなります。応用問題では歴史的な背景や関連場所が問題に出されるケースも多いからです。暗記する際には赤ペン、赤シートがあると役立ちます。自作の暗記カードや音読といった五感をフル活用する方法は効率的な暗記が可能です。

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3-6.実技科目の勉強方法

美術や音楽、保険・体育、家庭・技術など実技科目は、基本的に教科書とノートの内容を暗記するだけです。授業で先生が説明した内容がそのまま出るケースも多いのでほかの教科と比べると覚えやすく、高得点もとりやすいといえます。テストに出題する重要ポイントは先生が授業中に伝えているので聞き逃さないようにし、テストに出るといわれたものは抜き出してまとめておくとわかりやすいでしょう。出題される可能性が高い内容は空き時間などを利用してできるだけ暗記しておくと、テスト前に慌てる必要もなくなります。

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4.テスト勉強に集中するための対策とは?

集中したくても、自宅などリラックスできる環境のなかで勉強しようとすると、ついほかのことにも気が向いてしまいがちです。そこで、こちらでは、集中してテスト勉強するための効果的な対策を紹介します。

4-1.集中できる場所で勉強する

テスト勉強には集中できる環境づくりが重要です。しかし、自分の部屋の机の前が最も集中できる場所とは限りません。もし集中できないときは、思い切って別の場所で勉強をするのも良いでしょう。自宅であれば、家族がいるリビングもそのひとつです。人間は無音の場所では不安を感じやすい傾向にあるため、逆に何らかの音が聞こえる環境のほうが集中力がアップするといわれています。

たとえば、他人の目があるところのほうが集中できる場合もあるので、カフェや図書館などで勉強するのも効果的です。学校や塾の自習室で勉強するほうが集中できる人もいるかもしれません。学校や塾であれば、わからない問題を先生に質問しやすいというメリットもあります。ただし、あくまでも勉強に集中できる環境づくりが目的なので、自分に合った場所を見つけましょう。

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4-2.集中の妨げになるものを周りに置かない

漫画やゲームなどはリラックスや気分転換のためには有効ですが、集中したいときは妨げになる場合もあります。そのため、テスト勉強をするときは手や目が届く範囲にそういったものを置かないようにするのが大切です。机の周りには勉強に必要なものだけを置いておきましょう。また、音楽をかけながら勉強をするのはおすすめできません。これは好きな音楽がかかっているとつい口ずさんでしまったり、歌詞に気をとられたりするので集中できなくなってしまいます。

テスト本番では音楽がかかっていないので、音楽が記憶を引き出すスイッチになることもありません。ただ、我慢しすぎるとストレスが溜まって逆効果なので、適度に息抜きの時間として漫画やゲームの時間をとるのも良いでしょう。勉強の妨げになっては困るので、息抜きといっても勉強後に1時間だけ漫画を読む、ゲームで遊ぶというようにご褒美時間にするくらいがちょうど良いです。

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4-3.とりあえず問題を解いてみる

やる気が出ないときでもとりあえず教科書や参考書、問題集を開き、まず1問解いてみましょう。音読をしてみるのもやる気スイッチにつながります。やる気は待っているだけでは出てこないので、自分で引き出す努力をすることが重要です。何をやっても集中できないときは、テスト範囲やテストのスケジュールをあらためて確認しましょう。スケジュールでテスト本番までの残された時間と範囲の広さを確認すると、「今やらなければ間に合わない」という焦りからやる気アップにつながります。物事ははじめるまでは面倒だと感じたり、やる気が出なかったりしますが、行動に出てしまえば勢いにのって進められる場合も多いです。普段から勉強中に使用しているシャープペンを手に持つのも、勉強時間というスイッチになります。勉強時間に合わせてお気に入りの文房具を机に並べておくのは、おすすめの方法のひとつです。

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4-4.勉強するルーティーンを作る

テスト勉強をする際にスイッチが入るものを用意するのも効果的です。たとえば、決まった服を着ると勉強の時間だとスイッチが入るように癖づけします。アルバイトで制服を着たときにやる気スイッチが入るイメージがわかりやすいかもしれません。また、普段は手元にスマホを置いておく人も多いですが、勉強をするときには電源を切るようにするのもひとつの方法です。目に見える形で行動の切り替えができるため、スマホの電源を切ったら勉強の時間と自然と体と頭が覚えます。

スマホを切っておけない場合は時計やタイマーをセットしたときが勉強の合図と決めておくのも良いでしょう。ほかには、テスト勉強でどのようなことを勉強するのか、あらかじめ決めておくのもルーティーンとして有効です。計算10問、英単語10個暗記といった具合にノルマをつくれば、計画的に勉強するきっかけになります。

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4-5.メリハリをつける

集中力は何時間も継続させるのが難しいため、1時間あるいは30分に1回10分程度の休憩をするなどして、気持ちの切り替えをするのが大切です。勉強時間を長時間とると暗記できる内容もその分増えると考えがちですが、疲労はかえって効率を悪くしてしまいます。眠くなったときは我慢せずに15分でもいいので仮眠をとると疲れの軽減になり、頭もすっきりするのでおすすめです。ただし、長時間仮眠をとってしまうと、やる気を失いかねないので注意しましょう。

ほかには、暗記と演習問題を交互にしたり、得意科目と苦手科目を交互にしたりと勉強内容にメリハリをつけるのも有効です。タイマーを用意しておけば、時間を決めて科目の切り替えがしやすくなります。ちなみに、やる気アップをするには得意科目からはじめるほうが自信がつきますし、調子も上がりやすいです。

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5.塾の手を借りるのもひとつの方法

勉強を効率よくするためには集中力が鍵になるため、自分で管理する自信がない場合は塾のサポートを上手に活用するのもおすすめです。特に、個別指導塾であれば生徒それぞれの性格や苦手部分に合わせた対策をしてくれるので力強い味方になってくれます。「スクールIE」は1人1人に合わせた完全オーダーメイドによる指導が特徴です。生徒のやる気を引き出し、成績アップも期待できるので、気になる場合は問い合わせてみましょう。

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執筆者:スクールIE コラム編集部

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