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【中学受験】失敗しないための塾選びのポイントとは?

更新日:2020/09/09 公開日:2020/09/09

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中学受験を控える子どもを持つ親の悩みのひとつとして、塾選びがあります。塾はいろいろなタイプがあるため、どこでもよいというわけにはいきません。子どもに適した塾を選ばなければ、思うように成績が伸びない場合もあるでしょう。本記事では塾に通うメリット、塾の種類などについてふれるとともに、失敗しない塾選びのポイントについて解説していきます。

1.中学受験に塾は必要?

近年の中学受験の状況を考慮すると、塾に通わせるのは当然といっても過言ではないでしょう。塾のカリキュラムは受験に必要な内容がしっかりと整えられています。中学受験のための勉強量は膨大ですので、家庭だけではスケジュール管理するのが難しいです。受験する中学校のレベルが高くなるほど勉強量はより多くなるため、スケジュール管理は塾に任せる方が安心といえます。

どの程度、学力が身に付いたかを判断できる定期テストの存在も大きいです。授業の内容を復習するチェックテストや、過去に習ったことを総合的に判断する実力テストなどがあります。塾でこれらの定期テストを受けることによって、現時点の学力を正確に把握できるでしょう。また、志望校に関する情報も塾は豊富に持っています。入試問題は学校によって難易度や出題の特徴が大きく異なります。塾では過去の入試問題を蓄積していますので、最新の出題傾向を予想する際に役立つでしょう。

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2.塾に通うメリット

中学受験を控えるたくさんの子どもが塾に通っているのは、それ相応のメリットがあるためです。塾では志望校に合わせてクラス分けをしたり、カリキュラムを整備したりするため、勉強に集中できる環境が用意されています。しかし、なんといっても塾のメリットでもっとも大きいのは、受験のプロが丁寧にわかりやすく指導してくれるところでしょう。わからない問題があったとき、自主学習だとそこで手が止まってしまいがちです。一方、塾であれば講師にすぐに質問し、解決ができます。塾の講師は受験で悩んだ際の精神的なフォローもしてくれるので、勉強のモチベーションを維持しやすくなるのが強みです。

教材に関しても、塾では質の高いものを取り扱っています。市販されている教材はページ数や価格ありきで、問題のボリュームが制限されているケースが少なくはないでしょう。塾の教材は生徒の数や求められているニーズに合わせて作りますので、量と質の両立が可能です。また、切磋琢磨できる仲間と出会えるのも塾の見逃せないメリットといえます。勉強は楽しいことばかりではなく、むしろつらいときのほうが多いかもしれません。勉強で行き詰まったとしても、仲間がいればお互いに励まし合えます。

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3.塾の種類

塾の種類は大きく分けると「進学塾」と「補習塾」のふたつです。それぞれについて、この段落では解説していきます。

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3-1.進学塾

進学塾は受験に合格し、志望する中学に進むことを目指します。受験を意識した勉強になりますので、授業内容が小学校の範囲を超える場合も珍しくはありません。対象となる科目は算数、国語、理科、社会が基本となります。全科目受講しなくても、例えば算数と国語だけ、といったように科目を絞った受講も可能です。塾によっては英語を教えているところもあります。体育や音楽など、受験に関係ない科目は扱っていないので注意しましょう。

塾に通う頻度は学年や塾のカリキュラムによって変わってきます。だいたい週2~4回ぐらい通うのが一般的です。勉強時間は学年が上がるとそれに比例して上がっていきます。6年生にもなれば、1回3時間以上の勉強が基本となるでしょう。

3-2.補習塾

補習塾は小学校の勉強をフォローするための塾です。塾に通う回数は進学塾よりも大幅に少なくなります。受験のために通うというよりは、日々の勉強に遅れないことを目的とする子どもが多いようです。中学進学後、勉強に困らないために先取り学習を行っている塾もあります。

4.塾の授業形態

塾の授業形態は「個別指導」、「集団指導」の2パターンです。子どもによって合う・合わないがありますので、両者の違いについて、この段落では説明します。

4-1.個別指導

個別指導は講師対生徒がマンツーマン、もしくは1対2など少人数で指導するスタイルです。生徒の学力やスケジュールに合わせて指導をするため、きめの細かい授業を受けられます。個々に合わせた指導を行うため、やる気のある子どもは成績がどんどん伸びる傾向にあります。個別で集中して学習したい場合にはもってこいのスタイルといえるでしょう。集団行動が得意ではない子どもにも向いています。

個別指導は面と向かって行う指導だけでなく、子ども一人ずつに対してPCを用意する『映像授業』の形式もあります。子どもは映像の授業を見ながら、自分の好きなときに学習を進めていきます。有名講師の授業を何度でも見返せますので、過去に遡っての学習が容易です。自分でコツコツやれる子どもなら、効率よく勉強ができるでしょう

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4-2.集団指導

集団指導は講師1人に対して、複数の生徒が一緒に学習を行います。集団指導は多人数制と少人数制に分類ができます。多人数制は講師1人に対して生徒が10人以上の場合です。たくさんの生徒がいますので、周囲と競い合いながら勉強をする雰囲気となります。少人数制は講師1人に対して生徒は10人以下です。少人数制は多人数制よりも講師への質問がしやすく、講師は生徒それぞれに丁寧なフォローができます。

集団指導を行っている塾が多人数制なのか少人数制なのかは事前に確認しておきましょう。一クラスあたりの人数は塾によって違います。塾によっては定期テキストやクラス分けのテスト次第で席次を変える場合もあるでしょう。集団指導は学習に遅れると、それを挽回できないまま次に進んでしまう可能性があります。自分でしっかりと復習をして、わからないところがでてきたら、すぐに質問ができる積極性が問われるでしょう。学校の勉強にはある程度遅れずついていけている状態が前提になります。

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5.塾選びのポイント

塾選びを成功させるにはいくつかポイントがあります。この段落では、5つのポイントに絞って解説をしていきます。

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5-1.ポイント①塾の特徴を知る

塾を選ぶときには、特徴を見極めるのが重要です。塾によって特徴は大きく異なります。効率化を重視し、授業数を少なくしている塾もあれば、復習テストを頻繁に行う塾もあるでしょう。一度の授業で集中し完璧に覚えるのが向いているのか、何度も繰り返して頭に染み付かせるのが向いているのか、それは子どもによって違います。大手の塾では宿題をたくさん出すところもあるようです。自宅で勉強する時間があまり取れない子どもにとっては大きな負担となるでしょう。

クラスによってレベルの差が大きい塾では、本人の負けん気が必要です。上のレベルに上がって、質の高い授業を受けたいというモチベーションがなければ、いつになっても成績が上がらないでしょう。やる気がないのに競争が激しい塾に入ってしまうと、受験勉強がよりいっそう苦しくなるリスクがあります。各塾の特徴が、自分の子どもに合っているかどうかは入念にチェックするようにしてください。

5-2.ポイント②費用

塾にかかる費用は家庭にとって非常に大切です。進学塾の授業料の相場は6年生で年間40~60万円はかかると考えてよいでしょう。月謝は3万6000~5万5000円の計算です。4年生や5年生は6年生に比べるとだいぶ安くなります。年間30~45万円、月謝は2万7000~4万円が相場です。

ただし、塾の費用を授業料の月謝だけで計算してはいけません。入学金、夏期講習、学習合宿などの情報も事前に調べておくべきです。これらの費用は塾によって違うので一概にはいえませんが、入学金は2万円以上はかかるでしょう。夏期講習は6年生であれば20万円近くかかるケースもありますし、合宿に参加すればさらに費用は上乗せされます。他にも、模試代、年会費、教材費などの費用も発生します。トータルで考えると6年生の年間費用は100万円を超える可能性が高いです。

塾のある地域や塾の規模によっても費用は大幅に変わってきます。地元に密着した小規模な塾であれば、授業料の月謝は3万程度、年間で考えてもトータルで60万円以内に収まるところもあるでしょう。

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5-3.ポイント③子どもとの相性

子どもが塾に楽しく通うためには雰囲気があっているかどうかを十分に検討しなくてはなりません。競争があまり得意ではない子どもなのであれば、個別指導や少人数制の塾がよいでしょう。塾と子どものミスマッチが出てしまうと、中学受験の時期が子どもにとって大きな苦痛になりかねません。

塾の雰囲気をつかむのに体験授業は有用です。塾のホームページやパンプレットの情報だけを鵜呑みにするのはあまりよくありません。実際に体験授業に参加させ、子どもから率直な感想を聞くとよいでしょう。また、塾に出入りする子どもの表情を見たり、会話に注目したりすると塾の雰囲気はだいたいわかってくるものです。自分の子どもがやっていけそうな環境かどうかを親の目でみて分析するようにしましょう。大手塾の実績だけにとらわれて子どもを塾に入れてしまうと、大きなトラブルになる可能性があります。

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5-4.ポイント④通いやすさ

塾選びにおいて、家から塾までの距離も大事な要素です。通塾距離が遠く、時間がかかってしまう場合、それだけで子どもの体力は奪われてしまいます。通塾の時点で疲れてしまうと、塾についた後、勉強のための集中力が持続しにくくなるでしょう。家から徒歩、もしくは自転車ですぐいけるような塾を見つけるのが理想です。通塾する道や公共交通機関が安全かどうかもチェックすべきポイントです。子どもは大人よりも注意力が低く、まわりが見えなくなることもよくあります。危険なルートはできるだけ通らないようにしておくのが望ましいです。夕方や夜にかけて人通りが減ってしまう場所がないかどうかも併せて調査しておくようにしましょう。

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5-5.ポイント⑤カリキュラムや学習の進度

どのような内容で、どのぐらいのスピードでカリキュラムが進むのかは事前に確認しておきたい点のひとつです。競争の激しい塾であれば一回の授業だけでも、相当に進むケースがあります。一週間でどの程度の宿題が出るのかも、聞いておくようにしましょう。部活や習い事をしているのであれば、勉強との両立が困難になるかもしれません。どちらもこなそうとして、共倒れになるような事態だけは避けたいところです。子どもの性格や体力などに気をつけながら、本当にやっていけるのかどうかを考えてみてください。

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6.塾の情報を集める方法

塾の情報を収集する方法はいろいろとあります。実情を知る方法として、一番適しているのは体験授業でしょう。親も見学できますので、子どもと一緒に雰囲気を確かめることができます。入塾説明会に参加するのも悪くないアプローチです。塾の概要を説明してもらえますし、建物の設備もわかります。不明点があれば、質問をしてみてもよいです。

塾の情報収集は実際に訪れるのがおすすめですが、どうしても時間がなければ資料請求や塾のホームページに頼りましょう。資料請求することで、細かい金額や合格実績などの数字を確かめられます。塾のホームページをみると、その塾の特徴がわかりやすくまとめられているので、効率よく情報収集ができます。合格体験談などもホームページには記載されている場合が多いですが、そういったものは塾にとって都合のよいものしか掲載されていません。生の声とはいってもどこまで信用するかは難しいところです。

口コミをチェックし、地域での評判を確認するのもアプローチのひとつとしてやっておきたいです。あくまで噂に過ぎないものもありますが、本質をついているものもあるはずですので、参考程度に見る分には役立つでしょう。情報収集はひとつの方法にこだわるのではなく、いろいろな方向からやっていくのがベストです。また、気に入った塾が見つかってもすぐに決めるのではなく、他の塾との比較は必ず行うようにしてください。

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7.子どもに合った塾選びをしよう!

塾の雰囲気や環境次第で子どもの勉強へのモチベーションや成績は変わってきます。中学受験の塾といえば集団指導がイメージされがちですが、子どもの性格によっては個別指導の塾も選択肢に入るでしょう。スクールIEでは個別指導を行いつつ、生徒の個性に合わせて先生を選びます。独自システム「ETS」で子どもそれぞれの個性を見極め、子どものやる気を極限まで引き出すのがスクールIEのポリシーです。

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執筆者:スクールIE コラム編集部

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