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小学生の塾選びのポイント!塾の必要性や通い始める時期

更新日:2023/08/16 公開日:2020/07/27

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学年が上がるにつれて、学校の勉強も少しずつ難しくなっていきます。そのため、保護者のなかには「塾に通わせたほうが良いのではないか」と迷っている人も多いのが実情です。小学生の塾選びでは複数のポイントを押さえておき、子どもに合った塾を選ぶことが重要です。そこで今回は、塾の必要性や通い始める時期、塾選びのポイントについて詳しく解説していきます。

1.小学生にも塾が必要!

ベネッセ教育総合研究所が平成29年に公表した「教室学習活動・家庭学習活動の活動率」によると、小学生で塾に通っている人の割合は49.1%となっています。このデータを見ると小学生のおよそ2人に1人が塾に通っていることが読み取れるでしょう。加えて、学年が上がるにしたがって学習の難易度も難しくなるので、通塾している生徒の割合も増えていくという傾向があります。また、小学生の子どもが塾に通う理由としては複数挙げられます。たとえば、「学校の勉強についていけない」や「家庭で予習・復習をするのが難しい」などの理由から通塾しているケースです。

ほかに、中学受験を視野に入れている場合、志望校の入試傾向や具体的な対策方法を知りたいために塾を利用している人も多くいます。周囲に中学受験について相談できる人がいないために、塾講師のアドバイスを頼りにしている子どもは非常にたくさんいるのです。加えて、難易度が高い中学校を受験する場合、自学自習のみで突破するのはとても難しいといえます。そのため、難関中学の受験をする小学生の多くが、塾に通っています。1人で勉強を進める場合はモチベーションの維持が心配されるので、小学生のうちから意欲的に取り組めるようにするために塾に通っている子どもはたくさんいるのです。

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2.小学生が塾に通うメリットとは

小学生が塾に通うメリットは複数あります。たとえば、小学校の授業の難易度が上がり、それについていけなくなった場合、塾に通ってもう一度丁寧に教えてもらうことによって遅れが挽回できる可能性があります。小学生の勉強は毎日の積み重ねが大事なので、学習の遅れは進学・進級にも大きく影響するといえるでしょう。塾に通って適切なサポートを受けて大きなつまずきがない状態をつくっておけば、勉強への苦手意識を持つことなく、勉強自体が好きになり楽しく取り組めるようになります。

また、中学受験を視野に入れている場合には、受験関連のさまざまな情報を塾を通して入手できるという点は大きなメリットです。経験豊富な塾の講師の意見を参考にしながら志望校選びを行い、適切な学習プランを決定していけば、志望校合格にぐっと近づきます。加えて、塾に通っていると同じ目標に向かって一緒に競い合ったり、励まし合ったりする仲間にも出会えます。塾で勉強を頑張っている生徒に刺激されると、子どものやる気がおのずと引き出されるということもあるのです。

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3.小学生が塾に通うデメリットとは

小学生が塾に通うことにはたくさんのメリットがありますが、その一方でデメリットもあります。小学生のなかには積極的にクラブ活動に取り組んでいたり、複数の習い事を掛け持ちしたりしている生徒もめずらしくありません。クラブ活動や習い事と塾を両立させようとすると、場合によっては体力的に大きな負担となってしまうこともあります。多忙のあまりストレスや疲れがたまることで塾が嫌いになったり、勉強に対して消極的になったりする恐れがあることもデメリットといえるでしょう。加えて、保護者への経済的、時間的な負担がかかることも把握しておかなければなりません。塾の場所によっては送り迎えが必要なことも多く、学年が上がるにしたがって月謝も高額になるのが一般的です。

このようなデメリットもありますが、塾に通うことで勉強の楽しさを知ったり、今後の進学の際の学力を担保できるため、時間や経済的な余裕がある場合は小学生から塾に通わせることをおすすめします。

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4.塾に通い始める時期

小学生の子どもを塾に通わせようか迷っている場合は、いつ頃から塾に通い始める子どもが多いのかを知っておき、参考にしてみましょう。ベネッセ教育総合研究所が平成29年に行った「学校外教育活動に関する調査」によると、1・2年生で塾に通っている子どもは41.6%、3・4年生は51.1%、5・6年生は54.6%という結果となっています。学年が上がるにつれて通塾比率が上がるのは必然ではありますが、小学1・2年生から通い始める割合が、4割を超えている結果に意外と感じる人も多いでしょう。1・2年生で学習する内容は基本的なことばかりなので、この時期にしっかりと基礎を固めておくのは大変望ましいといえます。また、学年が上がると学習内容の難易度も上がってくるため、高学年になってから塾に通い始める人も一定数いるのが現状です。

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5.目的に合った塾を選ぶ

小学生が通える塾には、さまざまな種類があります。そのため、目的に合った塾を選ぶことが重要です。今回紹介するポイントを理解したうえで、自分の子どもにはどの塾があっているのかを見極めましょう。まず、進学塾です。進学塾では中学受験に照準を合わせた、難易度の高い授業を行っています。進学塾には入塾の際にテストを行うところもあります。次に、補習塾は学校の成績を上げることを主な目的とした塾です。そのため、学校で習った内容の補習を行って授業についていけなくなることを防いでくれます。

続いて、総合塾では進学と補習の両方の授業が展開されています。総合塾に通っていれば、小学生の途中から中学受験に向けた勉強に取り組みたい場合でも塾を変える必要はありません。また、専門塾は特定の教科に特化している点が特徴です。専門塾には数学専門塾や英語専門塾などがあるので、苦手教科に絞って指導が受けられます。さらに、個別指導の場合は、1~3名の生徒に1人の講師がついて指導を行っています。個別指導は1対1の授業を想像される方が多いですが、1対3の形式までは個別指導と呼びます。個別指導は生徒が質問しやすいことに加えて、ひとりひとりの子どもの理解度に合わせて授業を行ってくれる点が魅力です。集団指導の場合は、一度に大人数の生徒が授業を受ける点が特徴です。この形式の塾なら、ほかの生徒と切磋琢磨しながら勉強に取り組んでいけます。ほかの塾と比較すると、集団指導は授業料がリーズナブルなことが多いという特徴もあります。

個別指導塾は一人ひとりに合わせた指導が可能なので、科目によって理解にばらつきのある子どもにはおすすめです。

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6.確認しておきたいこと

塾選びの際には、月謝や教材など確認しておきたい事柄がたくさんあります。ここからは、塾選びでチェックすべきポイントについて6点見ていきましょう。

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6-1.月謝

子どもを塾に通わせると、選ぶ塾によっては高額な月謝が必要になることも少なくありません。月謝は家庭の経済的負担を大きく左右するものであるため、入塾の前に必ず確認しておくことが求められます。塾によっては低学年の間は月謝を低価格で設定しておき、学年が上がるにつれて月謝も上がっていくという方針のところも多く見られます。そのため、数年間同じ塾に通わせ続けることを考えているのであれば、学年が上がったときの月謝がどれくらいなのかも正しく把握しておきましょう。

塾の費用については文部科学省の「令和3年度子供の学習費調査」の数値を目安としてみると良いでしょう。以下は、小学生の子どもを持つ保護者が、1年間で学習塾の費用として子ども1人あたりにいくらくらい使ったかのデータです。公立小学校の場合、1年生3万1000円程度、2年生3万3000円程度、3年生5万4000円程度、4年生8万1000円程度、5年生12万5000円程度、6年生15万5000円程度が平均となっています。一方、私立小学校の場合では、1年生17万1000円程度、2年生12万7000円程度、3年生20万8000円程度、4年生30万3000円程度、5年生43万3000円程度、6年生40万円程度となっており、支払っている費用にも大きな差があることが分かります。

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6-2.1クラスの人数

選ぶ塾によって、1クラスあたりの人数も大きく変わってきます。具体的に、複数名の友達と一緒に学ぶ形式を取り入れている集団授業なのか、1名の先生に対し1~3名の生徒というような個別指導なのかという点での違いがあるため、入塾の際には必ずチェックしておきましょう。子どもの性格を考慮したうえで、「集団行動が苦手」などの傾向がある場合、個別指導を選んだほうが学力が定着しやすいというメリットにつながることもあります。

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6-3.教材

塾によって、使用している教材も違います。たとえば、進学塾を選ぶ場合は、志望校対策の一環として過去問題集など、独自のテキストを使用して授業を行っているところのほうが、志望校合格に近付きやすいといえるでしょう。また、補習塾なら独自に作成したプリントやテキストなどが充実しているかどうかをチェックしておくこともポイントです。塾独自の教材を使用している場合は教材費が必要となるので、入塾の際に必ず確認しておくことが大切です。

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6-4.振替授業の有無

子どもが小学校に通っている場合、行事や体調不良などでやむを得ず塾を休んでしまうということはよくあります。振替授業がある塾を選んでおけば、塾の授業についていけなくなる心配もありません。

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6-5.保護者からの評判

新聞の折り込みチラシなどをチェックしていると、さまざまな塾の広告を目にします。しかし、ホームページやチラシに書いてある塾の宣伝文句はどこも似通っているため、塾を選ぶ際にあまり参考にならないことも多いでしょう。そんなときは、実際に塾を利用している保護者の話を聞くと、ホームページなどでは分からない塾の実態を把握することができます。小学生の子どもが通う場合、学力の伸びはもちろんのこと、塾の雰囲気や指導の厳しさなども気になるポイントです。ほかに、塾で出される宿題の量も確認しておけば、通塾が子どもの負担にならないかどうかも判断しやすくなります。

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6-6.塾へのアクセス

小学生の子どもが塾通いをする場合、塾の場所によっては家から塾、学校から塾の送迎が必要になるケースもあります。特に、学年が上がったときに子どもだけで塾に通わせることを考えているのであれば、行き帰りに危険な箇所がないかを確認しておく必要があります。

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7.塾選びの際の注意点

塾選びの際には、複数の注意点を把握しておくことも大切です。塾選びで失敗してしまうと、子どもの学力が伸びないだけでなく、お金や時間を無駄にしてしまうことにもなりかねません。今回紹介する注意点を参考にしながら、どの塾に通うかを決めましょう。

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7-1.友達が通っている塾

小学生のなかには、「仲の良い友達が通っているから、自分も塾に通いたい」という子どももいるでしょう。たしかに、「普段親しくしている友達が通っている塾なら、自分の子どもも安心して通塾させられる」と考える保護者が多いのもうなずけます。加えて、塾で指導を受けることによって友達の成績がアップしていると分かれば、「自分の子どもも通うと、成績が上がるのではないか」と期待してしまうものです。しかし、友達がその塾に通って成績が上がったからといって、自分の子どもにも合うとは限りません。子どもの塾を選ぶ場合、友達の意見に流されてしまうと、思うように成績が上がらなかったときに後悔してしまう恐れもあります。特に、小学生の塾選びでは、子どもの目標や目的をはっきりとさせたうえで、自分の子どもに合った塾を選ぶことが大切です。

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7-2.月謝が安すぎる塾

子どもを塾に通わせる場合、毎月月謝を支払う必要があります。そのため、塾選びをする際に「できるだけ月謝が安いほうがいい」と考えるのは、ある意味自然なことといえるでしょう。しかし、月謝が安すぎる塾というのは要注意です。月謝が安い塾については、人件費を抑えている可能性が高いといえます。塾業界は業界内での転職が頻繁であるという点も特徴のひとつで、指導能力が優れた講師はより給料が高い他塾へと移ることも多いのです。また、塾のチラシに明示されている月謝は安くても、追加でテキスト代やテスト代などの費用がかかるということはよくあります。ほかにも、高額な追加補習オプションや学習合宿などを行うことで収入を補っている塾もあるので、入塾の際には「年間でどれくらいの費用がかかるのか」についてもしっかりと確認しておくことが大切です。

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7-3.合格実績の高い塾

中学受験を考えている場合は特に、塾の合格実績も気になるところです。そのため、「できるだけ合格実績が高い塾に通わせたい」と考えるのも無理はありません。それぞれの塾の合格実績に関しては、チラシやホームページの情報などでチェックしてから入塾するのが一般的です。しかし、情報源が限られていると、「本当に合格実績が高いのか」という点が気になるところです。塾の本当の合格実績を把握するためには、母数を確認する必要があります。具体的には、「受験学年の生徒の人数」や「そのうちどれくらいの人数が合格したのか」などを確認し、実際の合格実績の情報を得ることが重要です。

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8.お子様にあった塾で成績をアップさせよう!

小学生の頃から塾に通い始めることで、勉強する習慣が身につきます。また、勉強に意欲的に取り組んでいけば、目標達成への近道にもなるでしょう。中学受験を視野に入れているのならなおさら塾に通って、計画的に学習を行うことが大切です。質の高い授業を展開している株式会社やる気スイッチグループでは、随時無料説明会を開催しているのでぜひ参加してみましょう。

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執筆者:スクールIE コラム編集部

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