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【高校受験】合格する中学3年生の夏休みの過ごし方

更新日:2023/07/19 公開日:2020/05/20

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「受験の天王山」「夏休みを制する者は受験を制する」と言われるほど、受験生にとって大切なのが夏休みです。しかし、夏休みについて子どもへのアドバイスなどに悩む保護者も多いでしょう。そもそも、本当に夏休みが重要なのかも気になるところです。この記事では、受験生にとって夏休みが重要になる理由、具体的な勉強方法、スケジュールについてなど詳しく説明していきます。この記事を読めば夏休みの勉強方法がまるわかりです。

1.噂は本当だった!夏を制する者は受験を制する

「夏を制する者が受験を制する」「夏休みは受験の天王山」などと言われても、なかなかイメージできにくいかもしれません。ここでは、それらの理由について説明していきます。

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1-1.じっくり基礎の時間をかけられるのは夏の間だけ

学習塾に関する情報収集をしていくと、中3を対象とした夏期講習の情報が多いのに気が付くでしょう。また、「夏期講習」がもつ言葉のイメージから、たいていの保護者は「今までの勉強プラスアルファ」をする機会だと認識してしまいます。しかし、実際はそうではないのです。中3になると、中1や中2で学んだ内容のほとんどを忘れているのが現状です。そのため、中3の夏休みには、中1や中2で勉強した内容を基礎から復習しなければなりません。どの教科でも基礎がしっかりしていないと、その上に積み重ねることが困難だからです。

しかし、平日や土日は日々学習する新しい課題をこなすことで精一杯です。宿題に追われて、復習さえ十分にできない日も多いでしょう。そのため、基礎からじっくり取り組むためには、まとまった時間が必要になるのです。また、その時期は夏休みしかないと認識しておきましょう。2学期が始まると通常の授業が再開されるため、新たな知識を習得しなければなりません。そのため、夏休みに基礎が確立できていなければ、秋以降に学力を伸ばすのが難しくなります。

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1-2.長時間勉強する体力を養える

夏休みは、冬休みや春休みよりも長いことが大きな特徴です。それだけに、この期間をどう過ごすかが大きな課題になってきます。やはり、一人での勉強には限界があるかもしれません。暑い時期なので勉強に集中しにくい、ゲームの誘惑に負けてしまうなど、いろいろな障壁が立ちはだかります。このような難局を子どもの意志だけで乗り越えるのは難しいかもしれません。しかし、夏休みならではの夏期講習などを利用すれば、このような課題を克服することも可能です。

もちろん、長時間の勉強に慣れるまでは、きついと感じることも少なくありません。しかし、勉強が軌道に乗ってくると、だんだんモチベーションも上がってきたり精神的にも体力的にも慣れてきたりするのです。保護者のみなさんが社会に出たとき、勤務時間の長さに閉口した経験があるでしょう。子どもの長時間勉強もそれと同じではないでしょうか。長時間勉強を繰り返すことによって、子どもが自信と「勉強体力」を身につけることにも役立つのです。もちろん、学んだ分だけ学力もついてきます。

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2.受験生が夏休みにやるべきこと3選

夏休みは約40日にも及ぶため、どのように過ごすかが大きなポイントです。ここでは、高校受験を控えた受験生が夏休みにやるべきことについて、紹介していきます。

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2-1.規則正しい生活をおくる

夏休みは学校の授業がなく、登校時間を気にする必要もないため、ついつい夜更かしをしがちです。暑い季節なので、冷たいものを摂りすぎることも少なくありません。さらに、中3のこの時期には部活を引退していることが多く、自由に使える時間も増えてきます。このような理由もあり、子どもが自分で意識しない限り、夏休み期間中をだらだら過ごしてしまうリスクが生じます。

それだけに、この時期は保護者のサポートが大きな鍵を握ります。夏休みの思い出づくりを取り入れながら、生活にメリハリをつけるように意識していきましょう。そのためにも、早寝早起きの生活リズムは崩さないようにしたいものです。また、栄養バランスを意識した食事をするなど、夏バテ防止に関する注意も欠かせません。志望校の合格を勝ち取る受験生は、夏休み期間中も規則正しい生活を送っています。むしろ、夏休みだからと油断したり、羽目を外したりしないことが合格への第一歩だと肝に銘じておきましょう。

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2-2.徹底的に復習をする

中3の夏休みは、これまで学んだことを徹底的に復習することが大切です。普段は日々の学習で精一杯のため、十分復習できていない可能性もあります。もし、このままの状態で受験当日を迎えると、不安要素を抱えたままのため精神的にもよくありません。それを払拭するためにも、まとまった時間のある夏休みを有効活用することが大切です。中3の夏休みは、高校受験を控えた受験生にとって最後の復習ができる貴重な機会なのです。

復習をするときは、具体的な絞り込みも欠かせません。これまで習ったなかでも、中学1~2年生の内容が重要です。そのためには、使用する教材選びにも慎重を要します。夏休みの受験勉強のために、難しい問題集等を購入する人もいますが、せっかく買っても手付かずで終わってしまうケースが少なくありません。また、基礎が身についていない段階で難しいテキストや問題集を開くと混乱することを念頭に置いておきましょう。それよりも、過去に受けた定期テストや配布されたプリントなど、身近なものを活用することが大切です。5教科の復習ができる問題集を用いて、一通り解いてみるのも一案です。

そのうえで、すぐに間違えるところを確認することや、苦手分野を意識しながら取り組んでいく必要があります。これまで学んだことをきちんと押さえることによって、苦手な分野を見つけることにもつながっていきます。

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2-3.苦手分野を重点的に勉強・克服する

苦手な分野には触れたくない子どももいるかもしれません。しかし、教科のなかで好き嫌いの差が開いてくると、合格を勝ち取るには不利になってしまいます。そうならないためには、これまで学んだことのチェックを行い、確認した苦手分野を重点的に勉強することが大切です。中3の夏休みになると部活動を引退していることが一般的です。さらに、夏休み中は学校の授業が進まない点も見逃せません。もちろん、夏休みの使い方は人それぞれです。しかし、自由時間が多い夏休みだからこそ、これまでの復習や苦手分野の克服という受験勉強に力を入れることが可能と言えます。

これから先、応用力をつけていくためにも基礎力は絶対不可欠です。また、志望校に合格するには、周りの受験生よりもよい点を取ることが求められます。夏休みの約40日間は、苦手を克服するだけでなく、周囲との差をつけるための大きなチャンスだと捉えましょう。

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3.5教科の優先順位はある?

高校受験に挑むには、主要5教科(国語・数学・英語・理科・社会)の優先順位があるのかが気になるところです。どの教科も万遍なく学ぶことが理想ですが、やはり優先順位を意識したほうがよいでしょう。特に、高校受験では「英語」と「数学」の復習を優先したほうがよい、と言われることが少なくありません。これらは「積み上げ式」の教科という点が大きな特徴です。つまり、基礎ができていないと先に進むのが困難になるのです。

この2つの科目では、ある単元でつまずき苦手意識を残したままでいると、その先の単元でもつまずく、いわゆる「負の連鎖反応」を引き起こしてしまいます。このような特性があり、英語と数学の克服に時間がかかり、勉強の遅れをなくすのに時間がかかる子どもがいるのも事実です。そうならないためには、つまずいたところまでいったん戻ったうえで、少しずつ確実に復習していくことが大切です。また、少しでも早くつまずきに気付くことで、苦手分野の克服にもつながります。

一方「理科」や「社会」は勉強した分だけ、すぐに点数に反映されやすくなります。そのため、習得した知識を演習によって生かしていくという、実践練習に力を入れるとよいでしょう。そのためには、問題集の数を増やせばよいというものではありません。特に夏休みの間は、基本的な問題集を繰り返し学んでいくことで、確実な基礎力を身につけましょう。

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4.1日の勉強時間の目安

志望校に合格するためには、中学で学んだことを確実に身につけることが大切です。しかし、中学1年生から3年生の1学期までの学習内容を復習するのには、相当な時間がかかります。そのため、夏休み中の学習には気を引き締めて臨むようにしたいものです。

夏休み中の学習時間について、一般的には塾の勉強も含めて「1日8時間」が目安と言われています。逆を言えば「1日8時間」の勉強時間が確保できなければ、ライバルたちに大きく差をつけられてしまう時期でもあります。さらに、部活引退を機に本格的に受験勉強を始めるお子さまが急増することで、夏以降の定期テストや模擬試験の順位変動が激しくなります。このような理由から、中3の夏休みは勝負の時期だと認識して頑張りたいところです。もちろん、時間が長ければよいというものではありません。だらだら勉強しても身につかないため、しっかり予定を立てることが大切です。具体的な勉強計画の立て方については、次の段落で紹介していきます。

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5.夏休みの勉強計画を立ててみよう

夏休みを有意義に過ごすには、事前の勉強計画が大きな鍵を握ります。この段落では、夏休みを計画的に過ごすために知っておきたい勉強計画の立て方について詳しく紹介していきます。

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5-1.効果的に計画を立てるコツ!

夏休みは学校の授業がありませんが、普段通りの生活を心がけることが大切です。そのために、早寝早起きに徹するのは言うまでもないでしょう。計画作成に際しては、時間によって勉強内容を変えることも大切です。午前中は頭がすっきりしているため、思考力や判断力を必要とする教科が向いています。この時間帯は、英語や数学、国語の勉強時間に充てるとよいでしょう。一方、午後の勉強には暗記が必要な理科や社会がおすすめです。もちろん、効率的に学ぶためには長時間の勉強詰めもよくありません。疲れてしまったら、軽く昼寝をするとリフレッシュできます。また、勉強する環境を変えてみるのも一案です。

夏休みの勉強計画を立てるときは、紙に書きだすことも大事なポイントです。「各教科のやることリスト」「苦手分野のリスト」を作成したうえで、夏休みのうちに学習したい内容を明確にしましょう。その一つ「やることリスト」は、1日に確保できる学習時間を念頭に入れたうえで、夏休みの期間内で数日~1週間単位で大まかに振り分けることが大切です。また、予定をぎっしり詰め込むのではなく、予備日を設ける必要があります。そのうえで、小旅行や運動など、息抜きをする時間もつくっていきましょう。中3の夏休みは高校合格を勝ち取るために大事な時期ですが、日々の生活にメリハリをつくることも重要となります。

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5-2.モデルスケジュール

だいたいの組み方がわかったら、まずは1日のスケジュールを考えていきましょう。学校の時間割のように「何時から何時まで」と決めて表に書き起こしてみます。それを目につく場所に貼ることで「勉強する時間だ」との自覚から、机に向かいやすくなります。ちなみに、1日のモデルスケジュールを示しますので、参考にしてください。

1日のモデルスケジュール
(モデルプラン)
9時~12時
(午前)
英語、数学、国語の3教科を中心に復習や問題演習
12時~13時 昼食
昼食後 15分程度の軽い昼寝
13時すぎ~17時
(午後)
休憩をはさみつつ理科や社会などの暗記教科の復習や演習
17時~18時
(夕方)
外出→軽い運動などで体を動かす
18時~ 夜ごはんや風呂・自由時間
20時~21時 その日勉強したことの復習、単語や年号などの暗記もの
21時~22時半 自由時間(リラックスタイム)

6.夏休みの受験勉強のコツ

先ほど紹介したモデルスケジュールでは、勉強する時間と休憩時間とにメリハリをつけていることがわかりました。集中して勉強することが大切ですが、適度に息抜きをすることでさらなる効率アップが期待できます。ここでは、夏休みの受験勉強のコツについて、いくつかのケースを紹介していきます。これらのなかから、子どもに合った過ごし方を選び、実践することが合格への近道になるでしょう。

・家での勉強環境を快適にする
夏休みは年間で最も暑い季節のため、冷房(エアコン)の活用は欠かせないでしょう。快適な生活をおくるための必需品と言っても過言ではありません。しかし温度を下げすぎても風邪などにつながる可能性があるので快適な温度を探しましょう。

・勉強目標は大小どちらも立てる
スケジュールを立てるときは、大小どちらの目標もつくることが大切です。大きな目標を立てたうえで目標を細分化していきます。そのためには、どのような目標を立てるかが大事なポイントになります。効率的に勉強を進めるためにも、保護者も子どもが立てた目標の方向性や理由を確認することをおすすめします。

・勉強スポットを複数つくる
ずっと同じ景色を見ていると、勉強に飽きてくることも少なくありません。身近に漫画本や携帯端末があると、勉強に集中できないかもしれません。そのような事態を避けるためにも勉強スポットを複数つくるのも一案です。図書館で勉強するほか、学習塾に通っている場合は自習室を活用してもよいでしょう。また、それらの場所へは勉強に必要な道具以外は持っていかないことが大事なポイントです。

・いつもよりも早起きして勉強!
頭がすっきりするのは午前中ですが、思い切って4時半起きなど早朝に勉強する方法もあります。朝の早い時間帯は家族も眠っているため、勉強に集中しやすくなります。また、早起きの反動もあり、夜の早い時間帯には眠くなるという副産物も期待できるでしょう。

・勉強する日や時間を分割する
勉強する日は1日15時間、その代わり週1回ペースで遊びに出かけるといった、スイッチの切り替えで夏休みを乗り越えた人もいます。つまり、1日の中で勉強する・しないという区切りを1日単位で行う点に大きな特徴があります。また、1日の勉強時間を午前と夕方に分割するのも一案です。そのうえで、午前中は基礎の復習、夕方からは応用問題を解く時間に充てるとよいでしょう。こちらのケースでは、午後から夕方までを自由時間として活用することが可能です。

・最初の2週間でスタートダッシュを切る!
効率的な勉強には、苦手分野から取り組む方法があります。約40日の夏休みのうち、最初の2週間で苦手分野を徹底して学び直します。そうすることで、得意教科とのバランスが取りやすくなり、夏休み後半の過ごし方にもよい影響を及ぼしてくるからです。

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7.他の人に差をつけたい受験生には個別指導塾がおすすめ!

ここまでお話ししたように、夏休みの受験勉強には様々な工夫が必要なことが分かりました。しかし、規則正しい生活をはじめ、勉強時間の確保、モチベーションの維持、具体的な勉強方法の確認など、考えることは山ほどあります。そのため、家庭学習だけで高校受験に挑むのは難しいかもしれません。そのような場合、信頼できる塾を利用することができれば周りの受験生にも刺激されながら「受験モード」に突入する絶好のチャンスと言えるでしょう。さらに、個別指導塾なら、子どもの学習状況に合わせた勉強方法の提案が受けられるほか、受験に関していろいろな相談をすることもできます。

「個別指導・学習塾スクールIE」もその一つです。こちらは、個々に合わせた先生を選び授業を行う、完全オーダーメイドの個別指導に大きな特徴があります。それを支えるものとして、生徒の個性を見極めるための独自システム「ETS」(個性診断テスト)の存在がポイントとなっています。また、得意なところと苦手なところを見える化、やるべきことを洗い出す独自システム「PCS」(学力診断テスト)にも注目されます。さらに、PCSから生徒個々に合わせたオリジナルテキスト「夢SEED」の役割も大きいと言えるでしょう。スクールIEでは、これらを提供することにより、生徒のやる気スイッチを入れてくれます。

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8.夏休みを制して志望校に合格しよう!

この記事では、高校受験を控える中学3年生の夏休みの過ごし方について具体的なアイデアや対策をたくさん述べてきました。受験生にとって、夏休みの重要性がお分かりいただけたのではないでしょうか。十分な受験対策をすることで、夏を制して受験を制しましょう。夏休みを効果的に過ごすためには、家庭学習にいそしむだけでなく、個別指導塾を活用するのも一案です。実際、綿密なスケジュールを立てても、実行がともなわないケースが少なくありません。担任制のスクールIEなら、家庭学習も含めて学習計画の作成も支援してもらえます。これも、生徒の個性に合わせた個別指導塾ならではのメリット。中3の子どもがいる保護者のみなさんは、充実した夏休みのためにも申し込んでみてはいかがでしょうか。

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執筆者:スクールIE コラム編集部

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