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中学受験【英語】の勉強法で他人と差をつけろ!

更新日:2020/05/20 公開日:2020/05/20

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入試科目として英語を導入する中学校が増えてきており、今後も増加することが見込まれています。英語入試を実施する中学校を受験する予定なら、対応できる英語力を身につける必要があるでしょう。この記事では、中学の入試で英語を受験するにあたって知っておきたいことや英語が苦手な人の特徴、どのように勉強すれば良いかなどについて徹底的に解説します。

1.なぜ英語入試を行うようになったのか

文部科学省が英語教育改革を打ち出し、これまでの英語指導の在り方を見直していることは、知っている人も多いでしょう。英語教育改革の一環として、文部科学省は、大学の入試英語を4技能の総合的なコミュニケーション能力が適切に評価できる内容のものとするように求めています。入試で英語試験を実施する中学校が増えてきているのは、このような大学入試の状況を見据えてのことなのでしょう。また、中学校側もグローバル化する社会に対応できるように、できるだけ早い段階から人材を育てる必要があると考えている点も挙げられます。

今の時代は、国と国との垣根が低くなり、人や物が自由に行き来する時代です。社会で活躍できる人材となるためには、実践的なコミュニケーションがとれる高い英語力が求められます。優れた英語力を身につけるためには、なるべく早い段階から英語に触れて基本を学んでおくことが望ましいでしょう。受験のために英語を学び、入学時点できちんと基礎を習得している生徒であれば、中学校側も早い段階から高度な英語教育を実施できます。

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2.どこの中学校が英語試験を導入しているのか

英語受検を導入している中学校は年々増加傾向にあり、2018年時点で112校、2019年時点で125校にも及びます。以下に、英語入試を導入している東京の私立中学校の一部を紹介します。入試科目として英語を採用している中学校は、これ以外にもたくさんあります。

【共学校】
・上野学園中学校
・駒込中学校
・慶應義塾湘南藤沢中等部
・市川中学校

【男子校】
・東京都市大学附属中学校
・聖学院中学校
・日本学園
・佼成学園

【女子校】
・共立女子中学校
・山脇学園中学校
・大妻多摩中学校
・麹町学園女子

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3.どのような内容、レベルの英語試験があるのか

中学受験の英語には、2つのパターンがあります。1つは一般小学生を対象とするもの、もう1つが帰国子女を対象とするものです。海外経験がなかったり帰国子女枠に入る基準を満たしていなかったりする生徒は、一般小学生を対象とする試験を受けることになります。帰国子女を対象とする試験に出願する場合は、「海外に何年以上滞在した経験がある」など一定の基準を満たすことが必要です。試験にリスニングが含まれるところと含まれないところがあるなど、中学校によって試験の内容も問題レベルも大きな差があります。

たとえば、神奈川県にある慶應義塾湘南藤沢中等部で実施される英語入試では、 リスニングのほか、読解や英文法、語彙、ライティングの試験科目があります。英検®2級から準1級程度の英語力が求められ、 帰国子女レベルの難易度の高さです。また、千葉県にある市川中学校の英語入試は社会・理科との選択式で、英語1と英語2とが実施されます。英語1はライティング、英語2はリーディングで、英検®準1級程度を想定した内容です。

注釈:※英検®・英検Jr.®は、公益財団法人 日本英語検定協会の登録商標です。
このコンテンツは、公益財団法人 日本英語検定協会の承認や推奨、その他の検討を受けたものではありません。

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4.英語が苦手な人の特徴

英語入試に対応できる力をつけるためには、早い段階から学習をスタートすることが大切です。しかし、早くから学習を開始しているにも関わらず、英語が苦手な生徒もいるでしょう。実は、英語ができない生徒の多くには共通の特徴があります。ここでは、英語が苦手な生徒の特徴をみていきましょう。

4-1.単語ができない人の特徴

英語力の向上には、語彙を増やすことが欠かせません。しかし、「覚えようとしているのにどうしても忘れてしまう」「努力しているのに暗記できない」という生徒はたくさんいます。これは、決していい加減に勉強しているからではありません。基本的に人間は覚えたことを忘れてしまう生き物です。覚えたことを忘れないためには、時間をおいて反復することが欠かせません。ところが、単語の暗記が苦手だという生徒は、1度覚えてもそのあとに復習しないことが多いのです。

また、単純に英単語と日本語訳とを一問一答式のように暗記している場合も忘れやすくなります。単語の起源や関連するほかの単語、結びつきなども併せて覚えるなど、暗記の際にひと工夫することが大切です。

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4-2.文法ができない人の特徴

英文法は英語を組み立てるのに必要なルールです。英文法の知識がなければ、正しく英語の文章を作ることも読み解くこともできないでしょう。日本語とは異なり、英語は単語が文章のどこに置かれるかが大きな意味を持つ言語です。たとえば、「I went to see the movie yesterday」とすれば、各単語が正しく配置されているため文章として成り立ちます。しかし、「yesterday the movie I went see to 」では配置が正しくないため、文章として成り立ちません。

英文法ができない人は、基本的にこの配置のルールを理解していない傾向がみられます。ルールを理解していないために、単語の意味がわかっても文意を読み取れないのです。英語には5文型と呼ばれるものがあり、これが配置ルールにあたります。文法が苦手な人は、まずは5文型を理解するところから始めると良いでしょう。また、5文型は理解していても、構文を理解していなくてわからないというパターンもあります。構文がわからなければ、文章のどの部分がどのように機能しているのかがわからず、文法的に区切ることもできません。5文型が理解できたら、構文も理解して覚えるようにしましょう。

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4-3.読解ができない人の特徴

長文読解が苦手な生徒は、語彙や文法の知識が不足していることが多いです。1つの文章に知らない単語が何語も出てくれば、当然文章の意味を理解することはできません。単語が分かっていても文法の知識がなければ、文章の各部位がどのような役割を果たしているかがわからず、文意を正確に読み取ることはできないでしょう。なかには、文法の知識はあるものの、長文を読むときに適切に活かせていないケースもあります。文法を考えずに単語の意味だけを追って読んでしまい、読み終えたあとに文意を理解できていないというパターンです。

読み方に問題があるケースも見られます。文章は「この段落の主旨は何か」を理解し、文章と文章のつながりを把握しながら読み進めることが大切です。ところが、各段落で何を伝えたいのかを理解しないまま、何となく意味を理解した気になって読み進めてしまい、結局よく分かっていないケースがしばしばみられます。また、1文にこだわって考えすぎ、文章と文章のつながりがわからなくなって全体の主旨を見失うケースも多くなっています。

また、そもそも日本語でも文字を読む習慣がほとんどなく、国語力が不足しているケースもあります。日本語でも、短い文章は理解できても少し複雑になるとわからなくなるタイプです。国語力がないと、英語の文章を読解するのも難しくなります。

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5.英語が上達する方法

英語力を向上させるには、自分に合っている適切な方法で学ぶことが大切です。ここでは、英語が上達する学習方法を紹介します。

5-1.単語力の向上方法

英単語を覚えるために、1つの単語をノートに何十回も書くといった学習をしている人もいるでしょう。しかし、これは単語と意味が結びつきづらく、定着しづらい学習方法です。単語を覚えるときは、意味とイメージを結びつけるようにすると定着しやすくなり忘れづらくなります。そこで、単語を覚えるときは、まず日本語の意味を確認し、意味や感覚をイメージすると良いでしょう。次に、その単語のイメージを意識しながら発音します。発音することで、目からだけでなく耳からも覚えられ、より定着しやすくなるのです。

なお、このとき、単語帳に付属している音声データを活用したり発音記号を確認したりして、なるべく正しく発音するようにしましょう。これは、誤った発音で覚えてしまうと、単語を聞いても聞き取れず理解できないことになりかねないためです。イメージしながら発音して単語を覚えたら、最後にその単語を使った文章を作りましょう。文章を作成することでより意味が定着しやすくなり、アウトプットの練習にもなります。

たとえば、「reunion:再会」を覚えるとしましょう。再会という意味なので、「昔の幼馴染とどこかで集まる」というような場面をイメージします。次に、そのイメージを意識しながら「reunion」と発音するのです。これで、意味が覚えやすくなるでしょう。最後に、単語を使った簡単な英文を作成します。たとえば、「I have a class reunion next week.」(来週、クラス会がある)などです。

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5-2.文法力の向上方法

英文法は、文法書に書かれている内容を漫然と丸暗記するのではなく、きちんと内容を理解するよう努めましょう。これは、内容を理解しないまま覚えただけでは応用がきかず、英語の文章を正しく読んだり書いたりできないためです。目安として、学んだ内容を自分の言葉でほかの人に説明できるのであれば、理解できているといえます。理解できたら、次にその項目を使って英語の文章を作りましょう。難しい文章を考える必要はありません。自分のふだんの生活や身の回りのことを、理解した文法を使って英語で表現すると良いでしょう。

たとえば、受動態を学んだら「My smartphone was broken. I’m really shocked.」(スマホが壊れました。ショックです)などの文章を作ってみるのです。

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5-3.長文の読解力の向上方法

英語入試で避けて通れないのが長文読解です。長文読解で高得点を取るためには、いくつかのポイントに注意して学習する必要があります。たとえば、長文問題に取りかかるときは、先に問題文に目を通すと良いでしょう。これは、問題を読むと、その内容から本文がどのような内容なのかある程度推測できるからです。こういった内容だと想定しながら目を通すと、予備知識のない状態で読むよりも意味をつかみやすくなります。長文を読んでいるときに重要そうな文章がでてきたら、チェックしておきましょう。印をつけておけば、読み返したときにすぐに重要なポイントを見つけることができます。

英文を読むときは、頭のなかで1文ごとに和訳せずに英語のまま理解しながら読むことも大切です。1文1文和訳していると本文を読むだけで時間がかかってしまい、問題を解く時間があまり残らなくなってしまうでしょう。英語で直接理解できるように、イメージしながら文章を読む練習をすることが大切です。また、読んでいるときにわからない単語がでてきたら、前後の文脈から意味を推測しながら読み進めるようにしましょう。単語の推測力がつけば、入試本番で初めて見る単語がでてきたとしても焦らずに問題に取り組むことができます。

ここに本文が入ります。

なお、長文読解の問題を解き終わって答え合わせをしたあとは、知らない単語の意味もきちんと調べて覚えることが重要です。知らないまま放置してはいけません。また、長文読解問題は1度解いたら終わりではなく、何度も復習することも大切です。通常どおり解いたあと、長文を丁寧に和訳し、解説にある和訳と照らし合わせてみましょう。訳が誤っていたときは、どこで間違えたのかを突き止めることが大切です。意味があやふやな単語があれば、きちんと辞書で意味を調べて覚えるようにしましょう。

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5-4.リスニング力の向上方法

入試の英語でリスニングを課す中学は多いです。リスニングを苦手とする生徒は多いですが、しっかり練習して力の向上を図りましょう。英語を聞いても聞き取れないのは、音声変化のルールを知らないことが原因である可能性が高いです。英語では、単語単体のときと文章に組みこまれたときとで音が変化することがよくあります。たとえば、make itが「メイキッ」のようにつながって聞こえたり、sit downが「シッダウン」のように途中の音が脱落したりするなどです。

音の変化について知っていなければ、英語の文章を聞いても正確に聞き取ることはできません。そのため、まずは音の変化について意識して発音を学ぶようにすることが大切です。音の変化についての知識が習得できたら、変化のルールを意識しながら発音練習を繰り返しましょう。何度も練習を繰り返すことで正しい発音が定着し、聴いたときに正しく認識できるようになります。

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6.受験にオススメな個別指導

子どもの学力を伸ばすには、それぞれに合った方法で学習することが大切です。「スクールIE」では、独自のシステムによって受験を控えた子どもたちのやる気を引き出し、最適な環境で勉強できるようサポートしています。たとえば、生徒の個性を診断してカリキュラムを選ぶ独自システムETS。これはおよそ200問に及ぶ設問の回答結果から学習習慣や性格を判断するもので、テストは40年にわたる豊富な実績に基づいて開発されています。

ETSにより、飽きっぽいと診断された生徒には腕試しができる問題をたくさん与えたり、すぐに不安になる生徒には基礎問題をたくさん解かせたりなど、個性に合わせたカリキュラムを組むことが可能です。担任も相性の良い先生を選ぶので、生徒は安心して学習に取り組めます。また、学力診断テストのPSCは、生徒の学力を客観的に診断して得意分野や不得意分野を洗いだすシステムです。まずは原因をつきとめて、その項目を理解することが必要です。PSCでは生徒がどこでつまずいているかを可視化できるため、効率的に苦手分野をフォローできます。

得意な分野や不得意な分野が異なる生徒たちが同じテキストを使っても、効率の良い学習はできません。スクールIEでは、PCSの結果をもとに各単元の設問や問題量、難易度の異なるテキストを作成し、ニーズに合わせて提供しています。学力や性格に合ったオーダーメイドテキストなので、効率的に学ぶことが可能です。

執筆者:スクールIE コラム編集部

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