やる気アップシステムは、お子さまに200の問いかけをして、その結果をPCへ入力すると、お子さまの「学習習慣」「生活習慣」や「育てられ方」など性格・個性がわかります。その結果を基にコーチングを行い生徒の「やる気スイッチ」を探し出し、そして「やる気スイッチ」を入れることができるシステムです。
スクールIEの個別指導では、学習面だけではなく、生徒のメンタル面にも焦点をあて、学習に対するモチベーションアップを行っています。
なぜ個別指導には性格・能力診断が必要なのでしょうか。
それは、お子さまの性格・能力によってやる気の出るポイントは異なり、そのポイントを抑えることが、成績アップの近道となるからです。お子さま一人ひとりに合わせカリキュラムができるスクールIEでは、より効果的な指導法を模索する中で、数万人を指導してきた実績をもとにやる気アップシステム(性格・能力診断テスト)を独自開発しました。
この結果をもとに、相性の良い講師を選定し、お子さまに合った指導方針を決定していきます。
宿題は出すだけでなく、お子さまがやってくることが一番大切です。「いくつも同時に行う力」「全体を把握する力」の強いお子さまは、飽きっぽく同じことを長く続けることが苦手な傾向があります。そのため、宿題を出す際は同じ内容のものではなく、色々な種類のものを少しずつ出すことで、飽きずにきちんと宿題をこなせるように指導します。
「自己主張しない」が多いお子さまは、何も考えていないわけではなく、考えていても口に出さない傾向にあります。そのため、本当はこう思っていても「先生がそう言っているから」と逆の方向に進んでしまうことも。授業中にコミュニケーションを取る時は、講師が先に意見してしまうと、本人が意見しづらくなる場合があるので、お子さまの意見を引き出す話し方で指導します。
赤枠のところが伸びているお子さまは要領・効率の良い勉強法が身についている傾向にあります。一方で、上の方が短い場合は毎日続けることが苦手な一夜漬けタイプ。まずは短い時間でも毎日勉強する習慣を身につけられるように指導します。
私は自分の考えを説明するのが苦手ですが、先生は私が話すまで待ってくれるので話がしやすく、わからないところも質問しやすくなりました。
私は学習基本力のノートテクニックが低かったので、色のつけ方、先生の板書を左側に書いて説明を右側に書くなど、ノートの取り方も教えてもらいました。定期テスト前の復習もやりやすくなったし学校のノート点ではCからAに評価が上がって嬉しかったです。
数学が苦手なので、それを改善できればと思っていましたがこの診断結果の説明を受けて、目標を決める力や計画を立てる力など成績を上げるために色々な視点で分析していることに驚きました。最初の面談で「ノートテクニック」を改善すると決めてから、学校のノート点も上がり本人も自信がついたようです。
また「あまり頭ごなしに否定しないようにしてください」など家庭での接し方などもアドバイスいただけて、コミュニケーションがスムーズになりました。
初めて当校に来た時、あまり自分の意見を言わない様子が印象的だったAさん。
診断結果ををもとに担任講師と相談し、彼女の良いところをたくさん褒めてあげること、そして彼女の意見を大切にするコミュニケーション指針を決めました。
例えば、Aさんは目標を決める力がとても高い。
それを褒めながら、学習基本力の中から彼女自身でどの力を上げたいかを決めてもらい「ノートテクニック」を改善することを目標に設定しました。
学校でのノートの取り方を細かく指導した結果、彼女自身も工夫を重ねるようになり、ノート点でAを取ったときは塾に来るなり「先生!ノート点がAになったよ」と満面の笑みで報告してくれました。
自分で決めた目標を自分の力で達成すること、これはAさんにとってとても大きな自信になったようです。
次は質問テクニックを上げたい!と自ら言い始めた彼女のやる気を、もっと引き出せるように指導していきたいと思います。